頻尿の原因は過活動膀胱でした。パップベリンを１日１錠で改善。

高校一年生ごろから頻尿が気になり、ひどいときには30分に一回はトイレにいっていました。残尿感もありました。ただ寝ているときに、トイレで起きることはなかったので、さほど気にせずに生活をしていました。しかし高校三年生の卒業式で事前にトイレを済ましていたのにも関わらず普段よりも強い尿意が襲ってきました。
これを尿意切迫感と言うそうです。
すぐにでも漏れそうだったので、その場を立ち上がりトイレに直行しました。そこで驚きだったのが、凄く漏れそうだったのにも関わらず、尿量は少なかったのです。これは何かおかしいと思い、泌尿器科を受診しました。
すぐに尿検査を行い、残尿感もあったので尿検査後に全部尿を出しきり、超音波検査で膀胱に残尿がどれくらい残っているかみてもらいました。結果は、尿検査と残尿の検査共に異常なし。そこで、医師から診断されたのは過活動膀胱とい疾患。初めて耳にしましたが、どうやら年齢や性別はあまり関係なく発症し、膀胱が何らかの原因で、尿が溜まっていなくても勝手に収縮するため、頻尿の症状があらわれるみたいです。とりあえず医師から処方された、膀胱の過剰な収縮を抑えるパップベリンを１日１錠飲み始めました。
すると、次第に2時間、3時間はトイレに行かなくても大丈夫になりました。しかし、薬を飲み忘れるとまた30分くらいで尿意が襲ってくるので、医師に相談したところ、薬を飲む回数を減らして、徐々に自力で我慢できる時間を延ばして行こうと言われました。それを実践し、1年くらいかかりましたが、今は薬を全く薬を飲まずに、友達と映画や旅行などに行けるようになりました。