全脱毛の原因となる銀が入っていない歯に交換するかを検討中。

【気づかせてくれたテレビ番組】　
　2015年4月22日の日本テレビ「ザ！世界仰天ニュース」では、「アレルギーＳＰ」でした。芸能人の方を含めて、金属アレルギーがとても多いのに驚きました。番組内で歯の治療の詰め物(インレー）で脱毛症になった女性が、詰め物を外すと、またたく間に髪が戻った事例が紹介されました。アレルギーで、脱毛症のような症状が出るというものでした。それは金属アレルギーで、特にニッケルやパラジウムです。これらは歯の詰め物やかぶせ物に使用されています。溶け出したり、合わなかったして、アレルギー反応が起こり、髪が抜けてしまうのです。歯の詰め物だけでなく、鍋、フライパンも影響するようです。自分は、自己免疫疾患の全脱毛であるので、可能性が大のことにこの時に気づきました。歯の詰め物やかぶせものは、ずっとずっとあります。


【簡易パッチテストの結果】
　簡易パッチテスト(48時間、対象と思われる金属16種類を背中や腕に貼って、反応をたしかめるテスト)の結果、塩化パラジウム1%(＋)、硫酸ニッケル5%(±?)判定?、重クロム酸塩化0.5%(±)が出ました。


【歯科治療でのこれまでの経緯】
〇2001年以前までは、市内の歯科、隣の市の小児歯科に通院していました。
・詰め物は全て「アマルガム」でした。

〇2001年～2002年(市内で新しくできた歯科医院)
・アマルガムの詰め物を全て合金(インレー)に変更しました。神経を抜いた歯は銀をかぶせました。(クラウン)
・アマルガムの詰めた中側の半数が虫歯になっていたそうです。
☆今考えること、ここから脱毛がスタートしました。

〇2007年・2010年・2013年(また別の歯科)
・歯と歯の間の虫歯の補修、上のかぶせ物を1つ交換しました。
・歯の根元の知覚過敏治療しました。
・親知らずの抜歯
・埋まっている親知らず抜歯
・半年の定期健診を欠かさずに受診したが、口の臭い、出血は改善されず。


【考えて分かったこと】
　14年間続いている体調不調の原因は、歯のかぶせ物(クラウン)と、つめ物(インレー)に使われているパラジウムであることが分かりました。
　80年代までのほとんどの歯科で使われていた、アマルガムの詰め物が14年前まで入っていました。しかし、新しい歯科にかかった時、全てのアマルガムを銀のクラウンとインレーに交換しました。
　先月までは、別の原因での体調不良だと思い、通院していましたが、ためしにやってみないでおこなった、簡易パッチテストで判明しました。


【アマルガムって】
自分は今も、マーキュロクロム液(赤チン）を愛用者だから、80年代までの定番である、アマルガム(保険適応)に戻そうかとも考えました。おそらく、現在70歳くらいの歯科医を探せば、まだやっている所もあるはずです。アマルガムとは、充填される歯科治療材料のことです。成分は水銀です。過去に虫歯を治療して、型取りせずに銀色の詰め物を入れてあれば、それはアマルガムです。便利でした。アマルガムの欠点は、溶けて体内に取り込まれることや、主成分の水銀に害があると考えられること、アマルガムの中側がすぐ虫歯になることです。アマルガムによって、偏頭痛などの症状も報告されています。しかし、アメリカの1部だけは、今もアマルガムが使われています。


【今後について】
　自分は、つめ物(インレー)10本、かぶせ物(クラウン)2本の12本の交換で、362400円(税込)の見積もりが出ました。これからの健康を考えると、このチャンスに交換すべきかなぁと思います。もちろん、交換すると、全て白い歯になりなり、アレルギーの原因の銀が入ってない歯になります。1本だけ保険適応の6千円で、他は1本3万円の内訳です。


【その他】
　皮膚科に診察した記録は、自分が書いている別のレポートを参照してください。何かの参考になれば幸いです。