発熱と口内炎で辛い症状のヘルパンギーナ。食事は酸味や濃い味を避けて。

上の子供が急に発熱しました。3日間高熱が続き、4日目には口の中が痛いと言って、原因不明でした。のども痛いと言っていたので、耳鼻咽喉科へ行き、溶連菌かもしれないねと言われて、解熱剤と抗生物質を頂き、飲んでいました。4日目以降は、熱が下がり体の調子も戻ってきて、元気になりました。

　しかし、今度は下の子供が、同じように発熱し、これは上の子の病気を拾ったのでは？と焦りました。私は家の近くの小児科へ、「一週間前に上の子供が同じ症状で、溶連菌かもしれないと言われたので、この子（下の子）もそうかもしれません」と相談しました。小児科ですぐに溶連菌の検査をしましたが、陰性でした。ただ、かなり咽喉が炎症しており膿もついているので、解熱剤と抗生物質を出しておくとの診察でした。
解熱剤を使うと熱は下がりますが、すぐに高熱に戻ります。3日間高熱を繰り返しました。４日目になると、「ママお口が痛い」と泣き出します。口の中を見ると小さな水泡や口内炎だらけでした。口の中が痛いので、食べ物を食べると痛くて火がついたように泣き叫びます。
祖母が病気によかれと思い、リンゴを擦って下の子の食べさせました。酸味があるので、かなり口の中が沁み、激痛で号泣。逆効果でした。後で知ったのですが、味の濃いものや酸味があるものは、沁みて痛がるので、イオン飲料や、口当たりの良いアイスなどを与えるといいらしいです。本人も口の中が痛いので、機嫌が悪く、口の中に唾液を溜めておと痛みが楽になるようで、始終、唾液を溜め口を尖らせていました。痛みを和らげようと、自分で編み出した方法のようです。

　再度、小児科で受診すると「ヘルパンギーナだね」と先生が言われました。普通は夏に流行る病気らしいですが、たまに冬にもかかる人がいるとの事でした。
思い返すと、実家の弟が同じような症状で寝込んでいました。大人の症状は、重症化しやすいとの事です。原因は分かったのですが、特にこれといった薬はないようなので、治るのを待つ感じでした。「でも一週間くらいで治るので、もう熱も下がったから、あと３日くらいだと思うよ」と先生に言われ、その通り良くなりました。

とにかく、口の中が口内炎だらけになる可愛そうな病気です。