白内障の手術はライフスタイルに合わせてレンズの度数を選べる

母が白内障の手術を受けました。最初は目がかすむからといって眼科を受診。問診や眼圧検査などいろいろなな検査の結果、左目の白内障と診断されました。白内障の原因となるぶどう膜炎や緑内障などほかの病気がないことも同時に調べます。幸いほかの病気は併発しておらず、1週間後に手術をすることになりました。

手術前に主治医からいろいろな説明がありました。まず白内障の手術は、超音波で水晶体を砕いて取り出す超音波乳化吸引術で濁ってしまった水晶体を取り除き、その代わりとなる人口のレンズを入れるという方法だそうです。このレンズは、水晶体のようにピントを合わ
せるということはできませんが、メガネのようにレンズの度数を自由に決めることができるそうです。自分の生活に合わせてレンズを選べるというのはずいぶん進化しているなと感心してしまいました。

母は目の手術は痛くないのかしきりに聞いていました。局部麻酔をしてから手術するので、手術の痛み自体は心配ないそうです。点眼麻酔をするので、注射の痛みもないそうです。部分麻酔なので、手術をしているという感覚はあるそうですが、術後も痛みを感じることは
まずないということでした。

手術時間は15分ほどで終わり、その後30分ほど安静にしたら歩きまわることができます。そのまま帰宅してもいいそうですが、母は高齢ということもあり予後が不安だったので、経過観察ということで3日間入院しました。