疲労骨折による脊椎分離症。でも、普通の生活に戻れます。

私は、十代後半頃からアルバイトのしすぎで「ぎっくり腰 」になり、20歳のときに激しい鈍痛を感じ、病院にいったところ第五腰椎が折れており「脊椎分離症」と診断されました。

原因は、疲労骨折だそうです。
スポーツマンがなる骨折だそうで、生まれつきで元から折れている人もいれば、成長期なら折れてもくっつく場合もあるそうです。

特に特効薬みたいなものはなく、湿布を張りとにかく安静にしていました。
というのも、恥ずかしいですがトイレにも一人で行けず(踏ん張ると激痛で便器に座ってることも辛いんです)、下着でさえ一人で着替えることも出来ず、親の介護のもと半年ほど寝たきりの生活をしました。

たまに、腰を伸ばす器械のったり腰痛ベルトをしていましたが、、

診断されてからは、痛みのあまり仕事も出来ませんでした。
痛みがだいぶ治まり、仕事を始めるために外に出ようと思っても初めは満員電車がとても怖かったです。
なぜかというとねじったり、体を反らす格好がとても痛いんです。

それからは夢だった仕事も諦めて、腰に負担のかからない事務職をしています。
遊びも制限され、ゴルフやスノボなどもできません。
医者からは痛みがなければ、自己管理でしてもいいと言われていますが、もし「すべり症」になったらと思うと怖くてできません。

気持ちもずっと沈んでいましたが、この生活も10年近くつづこると自分でこれをしたらまずいなど、判断出来るようになりました。
(どんなに軽い荷物でも、負担になると思えばやりません)

そのおかけで、始めて分離症になってから、ひどい痛みはなく普通の生活をしています。
夫と毎日、「ボディーコンバット」という激しい運動もしていますし。

痛みに悩んでいる方も、上手く付き合えば普通の生活はできます。
痛いときは、膝にクッションを挟んで横向きで寝ると楽ですよ！