人生はじめての蕁麻疹を経験。痒いけど、大したことないと思っていましたが・・・。

これは、私が23歳の時の出来事です。当時、一人暮らしをしていて、夜中に寝ていたら、無性にお腹と背中が痒くて仕方なくて目が覚めました。暗闇で、鏡も見なかったので、とりあえず、沢山引っ掻いて、再度寝ました。

そして、翌日、着替えをしようと服を脱ぐと、赤く腫れているところが複数ありました。
びっくりしたのですが、仕事にいかなくてはならないので、とりあえず、着替えて出勤しました。勤務先は老人ホームだったので、出社してから、その時にいた看護師に、これ何？と肌を見せました。

すると、これ、蕁麻疹だよ！！って言われて、はじめて蕁麻疹というものを見ました。
でも、痒いけど大したこと無いかなと思って仕事をしていたら、看護師に、すぐに病院に行くように言われました。最悪、命に危険があると言われて、あまりピンとは来なかったのですが、早退して病院へ行きました。

私は飛び込みで行ったので、午前の最終でした。診察前に看護師が事情を聞きに来たので、肌を見せました。すると、これは蕁麻疹だね。待っている間辛かったね。もう少しで呼ばれるからね。と親切に声をかけてくれました。そして間もなく診察室に呼ばれて、肌を見せました。医者も蕁麻疹だね。とはっきり言いました。昨日食べたもの、今日食べたものを聞かれ、答えましたが、アレルギーではないとの判断でした。蕁麻疹は90%が原因が不明だからね。と言われて軟膏と内服薬を処方してくれました。看護師、医者ともに親切で安心しました。

しかし、辛いのはここからです。
だんだんと全身が赤く腫れ上がり、お腹、背中、両足、両腕、顔、全てに発赤疹が現れました。泣きながら掻きむしって、下着すら痒くて着用できません。こんなに辛い思いをするとは思っていませんでした。 大したこと無いと思っていた私がアホだったと後悔しました。

しかし、すぐに受診して、処方も貰ったので、痒みは2日ほどで無くなりました。数日かかりましたが蕁麻疹の跡もなくなりました。それから、8年が経ちましたが１度も蕁麻疹にはなっていません。
今後は、大したこと無いと思っても、今までとは違うと思ったら、すぐに受診するように心がけています。