風邪と似ているが風邪薬では治らない、厄介な溶連菌感染症。

暑さからエアコンをつける季節になり、部屋が乾燥していたためか喉に痛みを感じるな、腫れているなと思っていたある日。夜中に激しい悪寒に襲われ、これは風邪を引いたか〜とのど飴を舐め市販薬を飲み1日安静にしていましたが症状は悪化するばかり。その日の夜には40度近い高熱にうなされることとなりました。解熱剤を飲んでも熱は38度台までしか下がらず、喉の痛みも増すばかりで食事も満足にとれません。なんとか喉ごしの良いゼリーやスポーツドリンクでやり過ごしつつ、この高熱はおかしいと思ったので次の日病院に行くとすぐに溶連菌感染症と診断されました。
思春期までの子供がかかることの多い病気だそうで、喉の腫れと高熱、時には発疹が見られるとおっしゃっていました。子供がメインの病気に大人がかかると悪化する〜なんて良く聞きますが、私がまさにそれですね。抗生剤を飲めばすぐに治りますと伝えられ、ほっとして帰宅しました。
しかしそこからが地獄でした。1日目は処方された抗生剤、解熱剤を服用しても全く良くならず、常に39度台、時に40度を越える熱にうなされました。時間とともに良くなると信じて迎えた2日目、朝起きると喉の腫れが増しておりますます食事が困難に。一方で解熱剤が少し効果を発揮し、熱は38度台まで下がることもありました。ただ効果が切れた途端に39度、40度と簡単に上昇します。満足に寝れたかどうかも分かりません。これで良くなっていなかったらもう一度病院へ行こうと決意して迎えた3日目、喉の腫れは変わらないものの熱は37度台まで下がっていました！喉は辛いものの食欲も出てきて、1日ずっと37度台で安定していたので、ようやく薬が効いてきたのかもと安心して病院には行かないことにしました。が、その日の明け方に再び激しい悪寒と40度の発熱に襲われ、解熱剤を飲むも吐いてしまいました。
さすがにこれはまずいぞと朝すぐに病院に行くと、新しい抗生剤と解熱剤を処方されました。曰く喉の腫れが悪化したということは薬が効いておらず治っていないのだそうです。新しい薬を飲むと2日ほどで腫れが引き、熱もすぐに下がりました。あの熱に苦しんだ時間は何だったんだ...。
もし風邪と似た症状で喉の腫れを感じ、なおかつ市販薬が効かないようなら溶連菌感染症の可能性も考え、すぐに病院に行くのが良いかもしれません。(抗生剤でないと治らないそうです。)また今回のことで個人的には、薬を処方されても効果が見込めないならすぐにもう一度来院すべきと学びました。このレポートが皆さんの参考になればと思います。