夏にRSウイルスが大流行。2歳半の息子が高熱とひどい咳に苦しみました。

子どもが2歳半のときでした。お盆休みで実家に帰省している最中に、鼻水や咳など風邪のような症状が出始め、38度にいくかいかないかくらいの熱が出ました。

熱はあっても割と元気で機嫌よく過ごせていたので「夏風邪かなぁ」くらいに思っていました。

しかし2日目になると、みるみるぐったり。水分すらほとんど取れず、遊びもせず、ぐたっとしていました。お盆も診てくれる小児科があったので、即受診。

診断はただの風邪ではないかとのことで風邪薬を飲んで様子を見ることになりました。

2日目の夜にはどんどん熱が高くなり40度まで上がりました。夜はかなり機嫌が悪く、全く寝付けず…母親の私が抱っこをしていても「ママ！ママがいないーママがいいー」「誰かいるー」などと泣き叫ぶ（熱せん妄のような症状）。脳症になったらどうしようとかなり心配しました。

３日目になると、高熱に加えて咳もどんどん酷くなり、あまりにもぐったりしていて心配だったので、小児科を再受診。

様子を話し、検査をしてもらったところRSウイルスだと判明しました。また、咳も酷かったためレントゲン撮影。やや脱水気味とのことで血液検査後に点滴をしてもらいました。

先生からは、「RSウイルスは2、3日目が最も症状がひどく、その後段々と良くなる。普通は1週間くらいで良くなるのだが、小さい子どもの場合には肺炎などの合併症もあるので、注意が必要。症状を見ていると今がピークかもしれない。これから落ち着いてくると思う」との話をうかがいました。また、RSウイルスは冬に流行することが多いのだが、この年は夏にRSウイルスが大流行しているとのことでした。見事に流行りに乗りました。

うちの息子の場合は気管支炎になっていたため、抗生物質を処方してもらいました。

その後は先生が仰ったようにどんどん回復し、6日目には完全に解熱し元気になりました。

今までかなりの数の風邪を引いてきて40度の熱が出ることは珍しくない息子ですが、RSはその中でも症状が最も酷かったように思います。