Caloo(カルー) - 乳児は特に注意が必要!RSウィルスで飲んでも吐くの繰り返し。入院しました。 : 病気体験レポート
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乳児は特に注意が必要!RSウィルスで飲んでも吐くの繰り返し。入院しました。

ちゃんちゃんこママ  (40歳代・女性)

オススメ: 1,640views 2017年07月19日投稿 3votes 0comments

乳児6ヶ月、ぽっちゃり体型、男児のRSウィルス感染症の治療記録です。
感染経路は、保育園に通う上の子からと思います。

発症1日目→咳、鼻水が出ているため、もう少しひどくなるようであれば、耳鼻科にでも連れていこうかなと思い、病院には連れていかず。

発症2日目→38.6℃の高熱。初めての高熱のため、慌てて小児科へ連れていく。RSウィルスの流行期ではないが、先生の判断でRSウィルスの検査があり、RSウィルスに感染していることがわかる。(この時点で、RSウィルスの検査をしてもらったことで、日に日に症状が悪化する我が子でしたが、理由がわかっているため、落ち着いて対処することができました。)
小児科の先生からは、初めて感染した乳児は特に注意が必要で、普通の風邪と思ってはダメという説明がありました。
次の日も通院の指示がありました。
小児科では、気管支拡張剤の吸入、痰の吸引。
ミルク量は時間が経つに連れて減り、鼻水、痰、咳のため、飲んだミルクを吐くようになる。

発症3日目→小児科へ。
昨日に引き続き、吸入、吸引。
具合が悪くなるようであれば、夕方の診察又は、夜間救急を受診するように指示有り。
1日を通して、発熱有り。38.3℃~39.3℃
ミルク量は通常の4分の1、赤ちゃん用のポカリの方がよく飲むように。ただ、飲んでは咳き込んで吐くを繰り返す。
咳き込むため、一晩中抱っこ。ゲーっと痰を吐こうとするが、乳児のためうまく吐き出せないので喉に引っ掛かって、窒息しないか、とても、不安になりました。
ただ、この時点では、まさか入院することになるとは思ってもいませんでしたが、後々考えると、この夜の本当に辛そうな状態は、夜間救急に連れていってあげるべきだったのかなと反省しました。

入院1日目→小児科へ。
聴診器を当てての診察で、ゼイゼイとした呼吸のため大学病院へ紹介されることに。
血中酸素濃度94%、陥没呼吸有り。
大学病院で、通院か入院か選択できるかと思っていたら、そうではなく、入院する流れになっていました。
レントゲン有り。
ミルク量はほとんどのまず、飲んでも吐くの繰り返し。
熱は38.2℃超えが続く。
入院してから、すぐに酸素テントの中に入り、点滴(栄養のため)もはじまる。
入院中は退院の日まで、1日4回の気管支拡張剤の吸入と、ミルク前や、血中酸素濃度が低下したときなど随時、痰の吸引、加湿。痰の吸引のおかけで、本人も夜に眠れるようになる。
鼻からチューブを喉の辺りまで通して吸引される我が子(泣いて、手足をバタバタ)を見るのは辛かったですが、チューブの刺激で咳き込んで痰が上がってきて、それを吸ってもらうことで、子供もすっきりして、睡眠もできるし、ミルクも飲めるようになってきました。

入院2日目~入院4日目
高熱、咳、痰が続く。
酸素テントは入院3日目には出ることができたが、鼻からチューブで酸素を送ってもらう。
入院4日目、レントゲン有り。

入院5日目~入院6日目
昼は平熱、夜に熱が出る(MAX39.7℃)。
咳、痰が続く。

入院7日目
レントゲン有り。左肺の炎症が良くなっていないため、抗生剤の点滴投与開始。
1日中、平熱。咳、痰が続く。
当初、7日間の入院予定が延長になる。

入院8日目
平熱、咳、痰が続く。

入院9日目
平熱、咳、痰が続く。
夕方から、酸素のチューブを外すが、寝ると血中酸素濃度が下がるため(85%まで低下)、夜の就寝時には酸素のチューブをつける。

入院10日目
平熱、痰、痰が続く。
レントゲン有り。
点滴(栄養&抗生剤)外れる。
ミルク量、通常の半分程度飲めるようになり、吐くこともほとんどなくなる。
子供を同じ姿勢で寝かすのではなく、たまった痰を動かすためコロコロと動かしてくださいという指示あり。
就寝時、酸素のチューブをつけていたが、酸素を使用することなく、眠れる。

入院11日目
平熱、少し咳、痰が続く。
ミルク量、通常に戻り、吐くこともない。

入院12日目
退院。11日目に退院も可能であったが、就寝時など不安なため1日様子見で入院させてもらう。
平熱、少し咳、痰が続く。
入院費は市の発行する乳児の医療証があったため、1,000円でした。
この他に、付き添いベット代(初日850円程、追加1日ごと300円程)や、テレビカード(24時間300円)、食事代(大学病院内のコンビニ)がかかりました。
食事は病院の付き添い食を利用することもできましたが、朝500円程、昼夜、各770円と、毎日利用するには割高でしたので、今回は利用しませんでした。
お茶(温、冷)とお水とお湯は自由に頂けます。

退院後も、咳、痰はつづいていますが、ミルクを吐くことはないです。

大学病院の指示で、退院後、小児科を受診。
4日分の痰切りなどの薬を貰い受診終了。小児科の先生からは、この乳児期にRSウィルスで気管にダメージを受けると、今後3年間位は、風邪をひいたときに、ぜいぜいなりやすと、言われています。

入院時は、原則、24時間の付き添いが必要なため、夫婦とおばあちゃんの3人で交代しながら、乗りきりました。
お部屋は、同じRSウィルス感染症の子と二人部屋でした。
小児に関しては個室希望は出せないので、病院の指示する部屋になります。
入院中も、病院が全てしてくれるということではなく、薬をのませたり、気管支拡張剤の吸入をさせたり、お熱や体重を計測するなど、色々することがありました。
1度だけですが、点滴が漏れていたことがあり、私が気づいたので、そういうところも、親が注意して見てあげないといけないなと思いました。
また、療養に関して必要な物は病院で用意してくれますが、タオルや、ミルクなど生活に必要な物は自分で用意しなければならないため、急いで家に取りに帰りました。

今回は、耳鼻科ではなく、小児科に行き、先生の判断でRSウィルスの検査をしてもらえたことで、一番適切な治療を受けることができましたので、一歳未満の乳児で咳や鼻水などRSウィルスの心配が少しでもある場合は、保護者から申し出て検査をしてもらうことも大切だと思います。

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