母の看病のため、自分が肺炎になっていたことに気づかず、治療が長引きました。
ジムナスター026
(60歳代・女性)
数年前ですが、母が急性肺炎で緊急入院しました。
肺炎は死亡原因の第3位ですし、母の肺炎は重篤でしたので姉と私の2人でずっと付き添っていました。
(母の肺炎の経緯は、別途、投稿しましたので、そちらをご参照ください)
母は高齢者施設に住んでいて、家族は私達姉弟との3人だけです。
その時姉と私は、たまたま2人とも少し体調を崩していました。どうやら風邪をこじらせたようで、1-2週間、37℃前後の発熱と、軽いセキが続いていました。でも、お医者に行くほどではない状態でした。
そんななか、母は土曜の朝に具合が悪くなり、日曜のお昼頃に肺炎で緊急入院することになりました。
日曜は朝早くからバタバタと駆けずり回りました。急に入院が決まったため何も用意していなかったので、まず内服薬などを施設に取りに行かねばなりませんでした。また日用品などを取り揃えるために、自宅に寄ることにもなりました。
それで朝から、自宅→施設→主治医のクリニック→病院。母と姉を病院に残して、私は病院→自宅→施設→病院へと車を走らせました。
入院に伴なう問診票などの書類は、夜遅くになってから大量に届けられ、2人がかりでも記入に何時間も掛かるほどで、気付くと日付が変わっていました。
2人とも熱が高くなっている自覚がありました。体調が良くない状態で無理をしたのですから、当然と言えば当然です。
姉と母を病院に残して私が走り回っている間に、姉が食べ物を買って来てくれていましたが、私は食べる気がおきませんでした。朝のコーヒーの後は、PETボトルの水を飲んだだけ。良くない兆候ですが、一晩ゆっくり休めば良くなると思いました。姉は、食べられそうだと言うので、その晩は姉に付添いを任せ、私は帰宅しました。
母の病状は深刻でしたので、その後も誰か付き添う必要がありました。
母の施設では、付添いのためのスタッフさんの派遣もして貰えます。ですが運の悪いことに、その時はたまたま休暇を取っているスタッフさんが多かったりしたことから、人を融通して貰うことが出来ませんでした。
けれども、体調が最悪の母を、プロとは言え初対面の家政婦さんにお任せするのも、ためらわれました。
それで、無茶を承知で、自分達で付き添うことにしました。姉も私も、普段からちょくちょく発熱するので解熱剤も使い馴れています。強い解熱剤も常備しています。良いことではありませんが、仕方ありません。
姉と私は、体調管理のためにも毎日何度も体温を測り、解熱剤をのみ、その日に体温の低い方がその晩の付添いをする、ということになっていきました。
最初は姉も私も大差ない状態でしたが、段々と姉の方が付き添う割合が多くなっていきました。私の方は、はかばかしくない状態が続いていました。
病院と自宅の間は、車でも自転車でも10分ほどの距離ですが、私は自転車に乗り慣れていないし、自転車道が整備されていない道路なので、ずっと車を使っていました。
ですがある日、荷物が少なかったので自転車で病院に向かうことにしました。自転車のペダルが重くて息切れがしました。運動不足は自覚していましたが、これほど酷いとはショックでした。
(のちに判ったことですが、その息切れは運動不足のせいではなくて、肺炎を起こしていたせいでした。)
色々ありましたが母も無事に退院し、ホッと一息。
それで私達もお医者にかかることにしました。そうしたら、私も肺炎だったことが判明。
まぁ薄々そうじゃないかとは思っていました。母の病室にもう1台ベッドを入れられないか、それで私も入院させて貰えないかと訊いてみようと何度も考えたくらいでした。
でも母の入院中に私も肺炎だなんてことになったら、姉の負担が大き過ぎる。姉も丈夫じゃないのに。
そんな遠慮から、なかなか言い出すことも出来ずにいたのですが、最初に微熱が出てから1〜2ヶ月経っていて、既に平熱に戻っていましたから、もしも肺炎だったとしてもレントゲンを撮っても痕跡だけになっていて、ドクターに叱られる心配はないだろうとタカをくくっていました。
ドクターに叱られる云々はともかく、大変だったのは、そのあとでした。
あの時、無理を重ねたせいで、その後、快復に時間がかかり、3ヶ月ほどは殆ど寝て過ごすハメになりました。その後も本復には程遠い状態で数ヶ月。
母は4週間ほどで快復したのに対し、私は1年近く掛かりました。又あまりに長期間グダグダだった為に、体力が落ちきって、すっかり虚弱になってしまいました。
肺炎を甘くみてはいけませんね。
ちなみに、母は肺炎球菌ワクチン接種済み。私は未接種です。それも重症化に関係しているかも知れません。
また、母も私も、原因菌の特定は出来ませんでしたが、2人とも感染性のある菌ではないとのことでした。
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