定期健診で祖母の肺がんが発覚。放射線治療と抗がん剤治療を受けました。

祖母が一年おきにしている定期健診で皮膚がんから肺へ転移している
がんが見つかりました。
そして、医師はもう手術は出来ない状態で治療としては、放射線治療、
抗がん剤投与だと言われました。
祖母も母も私も、驚いて呆然としてしまいました。

しかしながら、特に症状がある訳でもなく至っていつもの元気な感じでしたので
本当なのか?
と思う程でした。

放射線も抗がん剤治療も副作用があるとのことで、
祖母と相談した結果、
まずはもう少し生きていきたいという意思があったので、
入院し治療を受けることにしました。

放射線治療は12回、あてる計画で
始まりましたが特に副作用らしいものは強く出ることはなく、
吐き気、頭痛などでした。
我慢できる程度だったようです。
結果は、一か月後あたりから出てくると言われ、特に変わりはなく。

放射線治療が終わり、抗がん剤治療は見ていられない程の苦痛がありました。
点滴から入れられると、
数時間後から吐き気や倦怠感などがひどく･･･
面会に来なくてもいい、と言われました。
それでも、母は様子を見るため毎日通っておりました。

確かに、あの姿は誰にも見られたくないと思うような感じでしたので
私は、ある程度良くなってから面会に行きました。
だんだんと、表情がやつれていくような印象を受け、母に聞くと
食事もほとんど取れないし、嘔吐が激しいため本人も寝ていることが多く
なったとのことでした。
会話もあまりせず･･･
そんな抗がん剤治療を二回受け、
体力をつけるためにも、退院して普通の生活をすることにしました。

腫瘍が小さくなっていることを期待しながら、
通院しながら、医師に任せながら頑張っている高齢の祖母の姿は立派だと
思います。

これからも前を向いていこうと、私もそんな気にさせられました。