便秘のような症状が実は卵巣がんでした。回復に10年かかりました。

回復するのに10年間かかりました
左の卵巣が7センチ大になってお腹が痛くて近所の内科で便秘かなーと
思って軽い気持ちで行き便秘じゃないと女医先生がエコーで診て
明日一番で大学婦人科に行きなさいと紹介状を持たされ緊張して
大学へ・・・・・・

診察結果は手術をします　卵巣は開けて歩けみないと悪性か良性か分かりません
明日入院してと俎板の鯉3日後には手術室でした

悪性でした　抗がん剤治療で心臓まで止まりかけ、体中に入った薬の性で
蕁麻疹、吐き気、不眠、髪は1っ本もなし　　涙が出た

3ヶ月入院してヨロヨロに痩せてスメアゴルのように目だけ爛々として
近所も歩くのが恥ずかしくマスクと帽子で大学通院　味覚障害で醤油の味が全然しない　　
旦那が栄養補給とうなぎきが屋に連れて行ってくれてもたれの味がしない　　　
そんなうなぎは美味しくないです

白血球が800とかじゃマスクしないと人混みの中が怖くて歩けない
テキソールという抗癌剤だったけど悪い所だけじゃなくて良い所も全部やっつけるからこの始末　
歯だってグラグラに浮いちゃって生きた心地がしなかった

友達になった同じ病気に人がまたひとり　またひとりと居なくなる
悲しくてやり切れないよ　気がついたら誰もいない千羽鶴を私の為に折ってくれた
優しい人が鶴だけ残して逝ってしまった

あれから11年私は生きてます