私の大学受験を控えていた時期に母が乳がんにかかりました。

10年前になります。母が40前半の頃に乳がんにかかりました。

自分で日ごろから触診を行い自己チェックを行っていたところ、右胸の脇側に小さいしこりを見つけて受診したところ初期の乳がんだとわかりました。

その時腫瘍の大きさは1cmに満たない程度でした。
当時、私の大学受験を控えており母は1か月だけ手術の予定を伸ばしてしまいました。

1か月後3時間の手術は完了しましたが、腫瘍の大きさは3cmまで成長しておりました。
手術の内容は癌化した部分を切除し、乳房再建手術を行っていました。

10日間の入院生活を経て退院しそのあとは半年ほど定期的に放射線治療にかかり、その後は5年間再発がないか確認のため半年～1年に1回定期健診にかかっていました。

放射線治療の副作用も特になく、苦痛を伴う治療はありませんでしたが、切除した部分の影響からか手術後から1年程度腕が方から上に上がりにくい状態が続きました。
本人曰く、突っ張る感じでして上に上げにくいと言っておりました。
今現在は、そのような状態は改善され気にならないそうですが今でも重たいものを持ったり等負担のかかる対してまた痛んだり腕が上がらなくなるのでは？と思うことがあるそうです。

話がそれますが、人間は必ず病気をします。
その時に備えて、自分が入院したら家庭の事、仕事の事、生活の事3つに分けた対策を備えておくことが大切だと思いました。　特に頼れる人が遠方にしかいない場合は重要だとあの時は本当に思いました。