息子が手術しました。アデノイド、扁桃肥大は、QOLの低下を招くと思います。

息子は生まれた時から鼻が弱いのか、鼻炎で耳鼻咽喉科にかかることが多く、
いびきも心配の種でした。

いつも口呼吸をしていて、咳が多くて、激しい運動が苦手でした。
心配が募り、ネットで小児のいびきや口呼吸の事を検索していたら、
アデノイド、扁桃肥大の記事が見つかり、息子の病気はこれだ！と確信し
かかりつけの耳鼻咽喉科に相談しました。

ところが、かかりつけのお医者様は息子の扁桃はさほど大きくないし、
成長すれば肥大は治まっていくもの、扁桃腺やアデノイドを切除することは、
大切な免疫器官を2つも無くすことで、私は絶対に勧めませんと
断言されてしまいました。

しかし、日に日にいびきはひどくなり、アデノイド顔貌や漏斗胸も
進行していって、このままでは息子の将来が台無しになってしまうと思い、
思い切ってアデノイドや扁桃の摘出に見解のある耳鼻科に行きました。

そこで事情を話すと、初診にもかかわらず、手術ができる病院へ紹介状を
書いてくれました。

小児総合医療センターへ受診した息子は、一発で重度のアデノイド肥大と扁桃肥大と指摘され、即手術となりました。

入院した翌日朝に手術し、通常1週間の入院なのですが、9月の土日祝日と重なって10日間の入院になり、まだ4歳だった息子の為に、毎日付き添い看護をしました。
アデノイドはともかく、扁桃の切除の痛みはかなり辛そうで、4時間おきに痛み止めを飲んでいましたし、退院後も1週間はずっと痛み止めを服用していました。

とはいえ手術して4日ほどでいびきが軽減し、自宅に帰ってくる頃にはいびきが消失していて、その喜びは今でも覚えています。

今ではアデノイド顔貌も軽減して、多少丸っこい顎をしてはいますが、下顎もしっかりした形になっています。多少の風邪でも高熱を出さなくなったし、手術して本当に良かったと思います。

あの時、執刀された先生は、アデノイドや扁桃の肥大は確かに12歳ころには消失すると言われているが、それまでの集中力低下、アデノイド顔貌、いびきによる睡眠の低下が10年も続くことの方が、大きな損失だと仰ってくれて、私に手術を決心させてくれました。

他にも色々病気を持ってる息子ですが、これだけは完治したと断言できます。