軽度と診断された顔面神経麻痺…別の病院で重度と発覚し手術を受けました。

顔面神経麻痺で最初の病院でベル麻痺と診断されました。いっこうに良くならない麻痺でしたが、1ヶ月で治る軽いベル麻痺との主治医の言葉を信じ、3週間経過しました。その時点で必要なウイルス検査がされてないことに不安を感じ内科で自費検査し、水痘ウイルスによるラムゼイハント症候群の疑いが濃厚となり、主治医に直訴しましたが、手術も必要ない、リハビリをしなさい、との指示。

この時期のリハビリは厳禁なはず、とやっと他の耳鼻咽喉科受診し、やはりラムゼイハント症候群の疑いが濃厚、発症から2ヶ月近くなり、完治率は下がるが手術した方がよいとのことで、手術しました。

柳原法の点数が10点、誘発筋電図は30パーセントの違いがありました。

私は最初から味覚障害がありました。味覚障害があるのは、それだけ強く神経が圧迫されているイコール重度の麻痺と考えて抗ウイルス剤も増量しなくてはいけないというガイドラインがあるそうですが、残念ながら私はそれも受けることが出来ませんでした。
顔面神経麻痺は最初の1ヶ月がとても大切な時期です。

また、時期をあやまったリハビリは病的共同運動を誘発します。
やっていいのは温罨法とマッサージのみです。

カルーに手術件数などで、専門医が検索出来るようになっています。私もカルーで検索して、関西随一の顔面神経麻痺の専門医に診てもらい、手術を受けることが出来ましたが、
もっと早く見ていれば、と後悔しかありません。

顔面神経麻痺はたとえ重度でも、専門医にかかれば高確率で治癒が望めます。