飲食店店員、調理の手伝いで切ってしまった傷から蜂窩織炎にまさかの感染。

飲食店で働いていました。
普段は接客担当でしたが、その日はたまたま調理場で仕込みの手伝いをすることに。
キャベツの千切りをしていましたが、手が滑り左手人差し指の関節を指に沿って削ぐように1cmほど切ってしまったのです。
その時は少し痛いなぁくらいに思っていましたが、まず始めに感じた異変は血が止まらないこと。
昼前にできた傷なのに夜になっても血が出ていました。
絆創膏を何枚も替え、少し値の張る絆創膏に替えてみてもいつまで経っても血が止まりませんでした。
ですが大きな傷ではないしこの時点で病院にかかることは考えませんでした。
翌日なんとか出血は減り出勤、仕事もこなせていましたが傷口が脈打ち、熱を持っているように感じました。
それから時間を追うごとに傷口周辺が真っ赤に腫れ、更に腫れは広がり手首、ひじの手前まで来ていたのです。
その時は触れるのはおろか手を動かすことさえ激痛で、大変な苦痛を味わいました。
夜には38℃を超える発熱。
まだ完全に血の止まらない傷口からは膿も出ていました。
ただの切り傷でこんな目に遭うと思いませんでした。
さすがにおかしいと思い翌日仕事を中抜けして外科へ受診。
蜂窩織炎の診断を受けました。
傷は小さいので縫わずに抗生物質で菌を殺していく治療をし傷は少しの跡を残して完治しました。
ですがこの怪我のせいで私の関節は変な方向に固まってしまい、指は今でも曲がったままです。
嫁入り前の女子には精神的に辛かったです。
働いていた店は小さな個人店で、清掃が行き届いているとは言えない環境でした。
そこでの切り傷で感染してしまったようです。
飲食店で働いている方、ご自分のためにもとにかくお店は清潔にしてください。