顔面神経麻痺は耳鼻咽喉科へ！病院と鍼灸院にも通い、できるだけの治療を。

10年近く前ですが顔面神経麻痺になりました。

風邪がやっと治って体調が良くなったので行き付けのバーでお酒を飲んでいたら舌に違和感を感じ

やけどしたかなぁ？位に思ってましたが

その後、会話していて笑っていた時になんだか頬がひきつる感じがしました。しかしあまり気にせずに帰宅し就寝しました。


翌日起きてうがいをしたら吐き出した水がピューッと口からこぼれ落ち顔を見たら左が垂れ下がっていました。


これは大変だ！と思いすぐに近くにあった大きな大学病院へ。


受付で症状を話すと脳神経外科へかかるよう言われ長い待ち時間のあと血液検査等をして診察してもらいましが脳には異常無く顔面麻痺なので家で安静にしてくださいと言われ帰されました。


帰ってから何か治療法があるはずと思いネットで調べたら顔面麻痺は耳鼻咽喉科へかかるべきであることがわかり

耳鼻咽喉科のHPを色々調べて翌日行きました。


そちらでは聴力検査や顔の動きのテスト等をして私はベル麻痺というウィルス性では無い顔面麻痺であることが判明しました。


医師には風邪が原因では無いかと言われました。たしかに風邪ひいて微熱があるのに仕事も休まずかなり無理をしていたんです。


その後の治療は月〜土まで毎日点滴と星状神経へのブロック注射、ガスを吸って血液循環を良くするフルコース。


通うのが大変だったら入院も出来るよ！と言われましたが通院にしました。

医師からは顔だから後悔が無いように出来ることはすべてやった方がいいと言われ針灸も効果あるよとすすめて下さったので
病院の後は毎日針灸院にも通いました。


その間はお酒もやめ外出しない分家でストレッチしたり代謝が悪くならないようにしました。


結果、約一ヶ月で９割回復しました。

病院代と針灸院代でお金はかかりましたがやれるだけやって良かったです。

十年たった今でも耳には違和感があり皿がぶつかる音や女性の高い声が耳に響きますが見た目は顔面麻痺をやったことがお医者さんにもわからない位に治っています。

治りかけの時に連鎖運動(目と口が一緒に動いてしまう)等もありましたが根気よく諦めないことが大事な病気だなぁと思いました。

あとは顔面麻痺に詳しいペイン科もある少し大きな耳鼻咽喉科へ行かれるのが良いと思います。私は二軒目で良い病院へ行けて本当に良かったです。