長い過食症との闘い。思春期の娘が同じ思いをしないように気をつけています。

過食症が始まったのは中学校3年生の時でした
イライラすると 甘いものが食べたくなり 一口食べるとやめられなくなりました

中学校3年生の時はその頻度が 月に一回でしたが 高校に入ると 週一回となり 大学になるとほぼ毎日になりました

明日からダイエットと決めるのですが食べてしまうと止まらない のです

一度今日は食べると決めてしまうと嵐だろうが雪だろうがなにがなんでも買いに行き 数千円も使い 1時間以内に食べてしまいます

その後は罪悪感のみ残ります

明日からは絶対にダイエットと宣言するもまた同じことの繰り返し でした。

結局1年間で20キロも太りました

洋服は に3度サイズを変える必要があり お金の面でも大変でしたが
何よりも精神的にダメージが大きかったです

体が重くなり気分も重いのでどこに行く気も起きません

当時は若かったので 精神科に行くという事も知りませんでした

親に頼るのは恥ずかしいことだと思っていました

同じ女性である母親に相談すべきと 過食症を知っている先生から言われましたが一番知られたくない相手が母親でした

後に知ったことですが 過食症拒食症は娘と母親の悪い関係が一番影響しているとのことでした

今思い出せば私は小さい頃から母親に相談や不安を 話すことを恥ずかしいと思っていました

2歳下の妹がいたので母はその妹ばかりを可愛がっていましたので私ができることは強がることだったのです

なので 相談するということは恥ずかしいことだったのです

一人で悩むしかなかったのです
母との確執が 過食症を生んだのだと思います

母ばかりを責めるわけにはいきませんが
実際に食事 摂食障害のある女性は母親との関係が崩れているからと証明されているようです

私にも娘がいますが実の母を反面教師として 娘との 付き合い方に気を付けています

ついイライラ 暴言を吐いてしまう私ですが素直に自分の過ちは認め謝罪しそして何より自分が一番苦痛だった母に相談できない環境と雰囲気を
娘には絶対に与えないようにしています

そのおかげで女は思春期ですが何でも相談してくれるようになりました
摂食障害本当に精神面だけではなく
金銭面でも大きくダメージを受けます

風邪は薬を飲んでおりますが摂食障害は何年も何十年も苦しむ病気です

女には私と同じ思いはさせたくないという気持ちから彼女との接し方にとても気を付けています

全国の 親御さん達へ。
相談できる環境を家庭に作るだけでリスクを回避できると思います 私と同じ思いを する人が一人でも減るよう願っています。