便秘ではなく、軟便・下痢体質で切れ痔になる原因と 対処方法。

切れ痔は便秘の人だけがなるものではないです


軟便・下痢体質でも起こります。

私がまさにそうでした。私は便秘になったことがなくいつも軟便か下痢ばかり。
あとは、先だけ固くてあとは軟らかいものだったり、、。
そのせいでずいぶんと悩み、1か月に1回は軽いものとはいえピリっときれ
数日で治るを繰り返していました。
自分なりにいろいろと工夫して先だけ固いのを治そうと軟便剤を飲んだり
して余計に下痢したり、、、。結果的に切れ痔の手術をして
現在はきれることはほぼなくなりましたが、自分の切れ痔の原因と
対処方法などをまとめてみました。

まず軟便・下痢体質でも起こる理由です

それは

１：軟便が肛門の粘膜を荒らす
２：軟らかい便しかでないので肛門括約筋を使わず肛門が狭いまま固まる


１について

軟便だとキレが悪いです。そのため肛門に便が残りやすく
ウォシュレットで洗っても少し経つと直腸にある便が少しでてきて再度拭くと
便がつく。便はもともとアルカリ性のため皮膚によくないです。
そのため残った便が肛門粘膜を荒らし結果排便時に切れ痔になります


２について

ストレッチを毎日していると体の筋肉が伸び縮みしやすいように
ストレッチをしないと筋肉がだんだんと硬く伸びなくなります
軟便ばかりしているとストレッチしない状態となるためたまに硬い便が
出る際に肛門括約筋がのびてくれず切れ痔になります


特に軟らかい便だと後半の便が直腸に残りやすい
そして、その残った便が翌日の一番最初の先の便になる
もちろん硬い！！！！だけど後半は軟便のため


　　　　先だけ硬くてあとは軟便！！！！


で排便することになります


これが　軟便・下痢体質の人によくおこる便の質だと思います
（便秘の人でもマグラックスや軟便剤をのんでいるとこういう便になりやすい）

先が硬いからと言って軟便剤を追加で飲んでも先が硬いのは変わりません、、、



対処法
１：便の全体の硬さを調整するためコロネル（ポリフル）を飲んでみる
２：下痢しやすい人はコロネル+便が硬くなる薬（下痢止め）を飲んでみる
３：薬がいやな人は食物繊維のサプリ等を取り入れてみる
４：肛門科で肛門は正常な広さか？括約筋の強さが強すぎないか？
を診察してもらう（肛門の正しい広さを知っている先生は意外と少ないです）


結構４は重要です！便の質を良いものにしてとしても肛門が狭かったり
括約筋が強すぎたりするとやはり切れ痔になるからです

切れ痔は手術をするより保存療法で行く場合がとても多いです
しかしとても繰り返す病気です
そのため苦しんで手術を受ける方も大勢います

手術をしてもしなくても、排便管理を見直せば切れ痔になる可能性は
大変低くなるでしょう。