前立腺肥大症: 尿に勢いがない、残尿感、頻尿、血尿など
膀胱結石: 排尿痛、血尿、尿が出にくいなど
神経因性膀胱: 尿が漏れる、尿がでにくい
尿道狭窄: 尿が出にくい、尿に勢いがない
尿道カルンケル: 尿道に腫瘤ができるもの。女性に多い。排尿痛、尿が出にくいなどの症状が出る病気。
糖尿病: インスリンというホルモンが不足することで、体内に取り込んだ栄養素をうまく利用できず、血液中のブドウ糖が高くなってしまう病気。多尿、喉の渇き、体重減少、だるさなどを感じ、進行すると網膜症、腎症、神経障害、動脈硬化などの合併症を引き起こすことがある。
前立腺がん: 前立腺がんは、男性にある「前立腺」の細胞が正常な増殖機能を失い、無秩序に増殖を繰り返す疾患。中高年以降の男性に発症し、その罹患数は男性のがんの第一位である。早期は自覚症状がほとんどなく、進行すると頻尿や排尿困難、排尿時の痛み、残尿感、血尿などの症状が現れる。骨やリンパ節に転移しやすく、腰の骨に転移すると腰痛を引き起こすケースもある。進行の遅いがんであるが、自覚症状が出る頃には、がんが進行し、転移を起こしていることが多い。早期発見のため、中高年の男性は定期的に検査を受けることが重要である。
子宮筋腫: 子宮筋腫は、女性の子宮の壁（筋層）にできる良性の腫瘍（筋肉のこぶ）である。婦人科疾患の中でも発症数が多く、30代以降の女性の20～30％に発症するポピュラーな疾患である。発症すると月経量の増加や月経痛、貧血などを引き起こすほか、不妊や流産、早産の原因になる。さらに、筋腫が周囲の臓器を圧迫すると、頻尿や排尿困難、便秘、腰痛などを伴うこともある。筋腫が小さく、自覚症状がない場合は、基本的に経過観察となるが、日常生活に支障をきたす症状がある時は手術や薬物による治療が必要になる。
子宮がん: 不正器出血、おりもの、排尿痛、骨盤の痛みなど