診療案内
病状別治療法
・くびの痛み
理学療法士による姿勢指導と自宅で自分でできる頚部痛改善セルフエクササイズ(マッケンジー法)を指導します。
また必要があれば、お薬の処方・注射・物理療法もあわせて行います。
・腰の痛み
急性腰痛・ぎっくり腰
痛み止めのお薬を使い、患者さんの症状に合わせて運動療法(マッケンジー法)を行います。
理学療法士が患者さんと1対1で腰痛改善や予防の体操、姿勢指導、生活動作の指導等を行います。
また物理療法も併せて行います。
・肩の痛み
腱板断裂
肩の可動域に加えて、頚椎可動域、姿勢のチェックを行いレントゲン検査、超音波エコー検査で石灰沈着がないか、腱板断裂の有無を確認します。明らかな原因がない場合には肩関節周囲炎として関節内注射、投薬、物理療法、運動療法を行います。
・肘の痛み
治療は肘サポーター使用、物理療法、運動療法(ストレッチ等)を組み合わせて、衝撃波治療器(圧力波と振動で局所の血流改善と組織の修復をはかる)を使用する場合もあります。
・膝の痛み
変形性膝関節症
痛み止めのお薬や電気治療、膝周りの筋力訓練、関節の中にヒアルロン酸の注射等を行います。
・手の痛み
局所の安静と投薬、物理療法、ステロイド注射もあり改善ない場合に手術(手根管開放術)をおこなわれます。
・骨粗しょう症
まずはFRAXという今後10年間での骨折リスクの診断ツールを使い、骨折リスクを診断するとともに骨密度検査(DEXA法)を行い、骨密度の低下がある方や骨密度は高くても度重なる骨折のある方はどういった治療が必要か採血検査をします。
その結果で重症度に応じて内服薬や注射薬での治療を行います。
中断してしまうと数か月で元に戻ってしまうので、継続が重要な治療です。
・関節リウマチ
まず手のX線写真、血液検査、関節の超音波検査を行って治療を開始し、症状の推移と血液検査を参考に治療の継続、変更を判断します。
その他、捻挫、骨折、肉離れ、じん帯損傷、切り傷、動物にかまれた、蜂に刺された、外反母趾、巻き爪、扁平足
専門外来
・スポーツ専門外来
月に2~3回、金曜日16:00~18:00に宇部興産中央病院整形外科部長の森脇透医師のスポーツ・膝専門外来を行っています。
・肩関節専門外来
毎月第2土曜日(都合により変更あり)
山口県済生会山口総合病院整形外科部長の三原修三医師の肩関節専門外来行っています。
・脊椎専門外来
毎月第4土曜日(都合により変更あり)
山口済生会総合病院副院長兼整形外科部長の岸本哲朗先生の脊椎専門外来を行っています。
予約制となりますので、ご希望の際は院長にご相談ください。
交通事故治療
1日も早い症状の快方に向けて医師、看護師、理学療法士他、メディカルスタッフによるチーム医療で治療します。
◆交通事故の症状
まず事故後速やかに整形外科専門医のいる医療機関で診察と精密検査を受け、治療方針を決定し、早期治療を開始することが非常に重要です。
・治療の流れ
当院では脊椎専門医としても経験が長い院長が診察を行います。
むち打ち症状であれば、初めに頚椎のX線検査(原則前後、側面、機能撮影)を行ったのち、診察を行います。頚椎の可動域(動き)と痛みの状況(部位、圧痛点)を確認し、神経学的検査(筋力低下、感覚異常の有無と、深部反射異常)を詳細に行います。
・治療方針を決定します
トリガーポイント注射、神経ブロック注射や投薬(消炎鎮痛剤や筋弛緩剤、神経傷害性疼痛治療薬、湿布)を行い、理学療法(リハビリテーション)を行います。理学療法には物理療法(疼痛部位にホットパック、超音波、低周波、高周波などの温熱療法)と運動療法(筋膜リリース、マッケンジー法など)をいくつか組み合わせて行います。
現在、他の病院(整形外科、外科など)に通院されている方でも転院は可能です。(*受傷日からの経過期間が長い場合や前医療機関での治療内容により当院での治療をお受けできない場合がございます。転医ご希望の際は、必ず来院前に電話にてご相談ください。)
労災治療
当院は「労災保険指定医療機関」です。労災保険で治療を希望される方はお気軽にご相談ください。
また、労災保険で受けた手術後あるいは退院後の方で、外来リハビリテーションをもっとやりたいとお考えの方に対して、主治医と連携をとりながらリハビリテーションも可能です。
主治医にご相談していただき、紹介状と必要書類(労災保険の給付手続 参照)をご持参のうえ受診してください。
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