[症状・来院理由]
市の「がん検診」対象者の年齢に達し割引はがきが届いたので、検診に行った。祖父の代からお世話になっている医院で(自分は健康なので内科にかかったことは子供の頃以外ほとんどない。)今の...
[症状・来院理由]
市の「がん検診」対象者の年齢に達し割引はがきが届いたので、検診に行った。祖父の代からお世話になっている医院で(自分は健康なので内科にかかったことは子供の頃以外ほとんどない。)今の先生は3代目、腫瘍内科の日本第一人者であり、乳がんを特に専門とされているため、検診治療ともに浜松では一番の医院だと思われるので。
[医師の診断・治療法]
マンモグラフィによる検査を受けた。女性の検査ということで配慮され女性の医師が担当してくれた。異常なし。
[感想・費用・待ち時間・看護師などスタッフの対応]
内科としての認識が広がっており、長くお世話になっている患者さんたちが(高齢の)多い。現医院長の病状説明は論理的で解りやすく、伝える能力に優れている。専門は腫瘍内科(乳がん)なのだが、長く通う他症状の患者様に対してもしっかり引き継いでおられる。この医院へ移られる前におられた各医療機関での経験から、今の医療に対する矛盾や不合理、不条理を改善すべく、高い意識をもって「オンコロジーセンター」を開設された。
私が常日頃から感じている「外科技術至上主義」ともいうべき現況。手術が上手いことに越したことはないが、それ自体のみを褒め称える現状には疑問を抱いている。(それじゃあ大工の腕がいい、ってのとなんら変わりがないじゃないか?と思っている。)
セカンドオピニオンという言葉が市場権を得て久しいが、本当にそれ、できるのか?とてもしにくい・・・「オレのやり方、見立てに文句があるのか?」という相変わらずの医師側の高圧的なイメージから、不安があってもほかの医師に聞くこともできない。納得できないまま本当に正しいのか?と不安を抱きつつ受ける治療・・・それに対して「ありがとうございます」と言わなければならない矛盾。たとえ後日 その診断治療が不適切であったと判明しても「悪かった…わからなくて、間違った治療を施していた、すまなかった」という医師に一人もであったことはない。(動物病院の先生でそういう方がいらしたけど。)
その辺の患者のジレンマをよく理解された先生で、特に癌を心配されている方には、こんな地方都市にこういう医院があるのはラッキー!だと思う。
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2010年07月来院
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2013年07月投稿
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