地方独立行政法人東京都立病院機構東京都立荏原病院 の口コミ・評判

[症状・来院理由]

趣味のスキューバダイビングでの事故。
ドライスーツの操作を誤ったがために急浮上してしまいました。
直後に全身倦怠感、両手足の痺れが出てきたため、関西に減圧症治療を扱ってる病院がないため、東京に住んでいる知人に紹介して頂き即予約、即入院することになりました。


[医師の診断・治療法]

担当の先生の普段は脳神経外科を診ておられますが、毎週木曜日の昼過ぎ〜夜にかけて高気圧酸素治療専門の治療をして下さいます。
専用の病衣に着替え、酸素カプセルのようなものに入ります。(再圧チャンバー)
酸素マスクをして最初、室内を約7,8分で水深約-20m気圧まで下げていきます。
およそ30〜１時間のインターバルで酸素マスクを付けたり外したりします。
徐々に大気上と同じ圧力に戻していき、体内に溜まった窒素、マイクロバブルが細分化され体内の巡りが良くなります。
１回の治療時間は約５時間、退院後の通院で２回。合計３回チャンバーに入りました。


[感想・費用・待ち時間・看護師などスタッフの対応]

始めの予約の際、スタッフがあまりにも素っ気ない感じで好感が持てませんでした。
しかし、自ら“必ず治したい！！”思いを主治医の先生にぶつけたら、私の熱意に負けたのか(?)、きちんと減圧症と向き合って下さり、思っていたよりも早く寛解出来ました。

また、病棟スタッフや高気圧酸素治療部の技師の皆様には大変御世話になり、どんな些細なことも親切に聞いて下さったお陰で入院生活を忘れるくらい快適なところでした。