Caloo(カルー) - 口コミ「入院病棟の看護師の配慮がもう少し欲しかったです」: 東京医科大学病院 - 新宿区
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口コミ

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入院病棟の看護師の配慮がもう少し欲しかったです
龍玄(本人・40歳代・女性)

[症状・来院理由]

足のしびれ、腹部から腰にかけての痛みの症状を感じ、地元のクリニックへ行きました。
子宮筋腫があるとのことでしたが、しびれ症状の原因であるとは考えにくかったので、改めて大学病院へ行きました。


[医師の診断・治療法]

診察の結果、子宮筋腫がかなり大きくなっており、切迫した状況でしたが、しびれ症状の原因は他にある可能性があり、同時に神経内科での診察にも回してもらいました。
結果、脊髄内にも腫瘍が見つかり、そちらも切迫していました。

整形外科との相談の結果、先に脊髄腫瘍摘出手術を受けることになり、その間、注射でホルモンを抑え、子宮筋腫の進行を抑える処置を取ってもらい、半年後に子宮全摘手術を受けました。


[感想・費用・待ち時間・看護師などスタッフの対応]

脊髄手術の後遺症により、下半身にマヒが残り、リハビリのために整形病棟に2か月入院しました。手術直後は車イスでしたが、なんとか歩行器で歩けるくらいまでに回復したところで婦人科へ移りました。
が、婦人科病棟では、バリアフリーなど肢体が不自由な状態の患者のための配慮が非常に少なく担当看護士に訴えても、「ここにはそういう設備はありませんから」と言われるだけで、改善を図るための対処がなかなか受けられませんでした。
ベッドから起き上がる際に柵につかまりながら出なければ立てないにも関わらず、ベッドから降りるための開閉扉の付いている柵の用意もなく、トイレも一般用の作りでした。入浴室には手すりも背もたれの付いている椅子もなく、床は斜めに傾斜していたため、ひとりで入浴することが不可能でした。入浴できないため、からだを拭くおしぼりを下さいと頼んでも、「手術の翌日の患者さん用にしかおしぼりの用意はしていません」と言って断られました。

やむを得ず、自分で整形病棟まで直談判に行き、入浴は整形病棟の入浴室を使わせてもらえるように交渉しました。ベッドの柵も他病棟から借りて取り付けてもらいました。

婦人科病棟の患者は、癌治療や性器の手術を受ける人がほとんどですから、肢体不自由者のための配慮は必要ない、との画一的なルールだけが優先されているようでした。

障害者や他の疾病や障害を持っている女性が婦人科系の病気になっても、そのケアは自己責任であるかのような価値観が、病棟全体にあるように感じました。
個々の看護師さんのなかには、細やかな気遣いをしてくださる人もいましたが、全体のルールや決まった作業枠を超えた対処を自分の判断だけではしてはいけない、という戸惑いを表す若い看護師さんも何人かいらっしゃいました。
上に立つ医師の価値観が繁栄されいてたのかもしれませんが、大きな病院なのに、とても残念な機構になっていると感じました。

来院時期: 2009年11月 投稿時期: 2013年11月
待ち時間: 2時間以上 薬:
料金: 500,000円 ※初診から入院、手術、退院までのだいたいの合計です。
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