新宿区の細菌性角膜潰瘍の口コミ(1件)
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- 細菌性角膜潰瘍
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慶應義塾大学病院 (東京都新宿区)
朝、目が覚めると真っ白な視界に慌て、近所の眼科の紹介状を持って台風の中診察に行きました。着いたのは初診受付ギリギリでしたが、総合案内と受付のおかげで時間内に眼科の診察が受けられました。
台風のせいで待っている患者は私一人、初めに若いドクターがその時の状態を確認しました。その後一般の眼科でも行う検査を受け、担当のドクターの診察になりました。
担当医は紹介状と検査結果を見ながら目の診察を行い、「これはアカウントアメーバによる角膜潰瘍だと思います。この後特殊検査を行いますからね」と何人かの医師を呼び、準備が出来るまで「こんな日ですが来て良かった!患者さんが少なく時間をかけて診察と治療が出来ますからね」と安心させて下さいました。
検査の前に痛み止めを飲み、同時に痛み止めの目薬を差し、特殊な機器で眼球の表面を隅々まで検査しました。専門検査の外人の医師も緊張をほぐす様にゆっくりと穏やかに優しい声をかけながら、丁寧に行ってくださいました。
その結果、やはりアカウントアメーバによる角膜潰瘍と診断され、角膜の表面をとても薄く削りました。その時、痛みは薬とドクターの声かけのお蔭であまり感じませんでした。
「この病気は時間がかかります。個人差がありますが最低でも1年・長いと角膜移植になる事もあります。怪我や他の病気の様に目に見える変化は感じないかもしれません。兎に角じっくり時間をかけて治療していきましょう。本当に今日きて良かったです。」言われながら、初めの1週間は毎日その後・週1・隔週・月に一度と診察日は少なくなって行きました。その間一時は眼球摘出と言う言葉も聞かれました。他の大学病院にも行きましたが慶応義塾大学病院眼科以上の治療は出来ないと断られました。
2年近く通い、状態が落ち着き進行はしないとわかりました。後は視力が戻るのを待つだけですが、角膜移植はどうしても気持ちが拒否しました。
現在は見える片目で日常の生活を送っています。
今でも慶応義塾大学病院の高水準な医療と安心出来る診察・治療を受けて良かったと思っています。沢山の患者の診察を行うドクターは一見冷たく感じる時も多々ありましたし待ち時間も長かったですが、初診の時の対応はこの「病院に来てこの担当医で良かった」の一言でした。きっとそれが本来の姿なのだと思います。
開業医の眼科から慶応義塾大学病院を紹介された事に感謝しています。
待ち時間: 2時間以上 通院 | 薬: - |
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