福島県の甲状腺濾胞腺腫の口コミ（2件）

かかりつけ医に甲状腺に腫瘍がある（最大径45mm）ことを指摘され、紹介状を持たされて受診するように言われたのがこの専門外来です。
市内に甲状腺専門医が少なく患者が集中するためが、診察の予約が取れたのが約１か月後でした（診察の予約はかかりつけ医がしてくれました）。

この専門外来の先生方は福島県立医科大学より派遣されています。
予約制ではありますが、混んでいるときは３時間待つことも珍しくありませんので本などを持参したほうが良いかもしれません（特に鈴木眞一先生の診察日）。
受付、看護師さん、検査技師さんは忙しい中、大変親切に接してくれています。先生も丁寧に説明してくれますが、時に専門用語が混ざりますので、注意が必要です。

福島県内にある大学病院で、福島県立医科大学に学ぶ将来医師になる学生の教育の場でもある病院です。福島県では最高峰の医療を提供できる病院でもあり、難病の方にとっては、まさに最後の砦となる場合もあると思われます。

私の場合、甲状腺左側にできた甲状腺濾胞腺腫を摘出するため、11日間の入院と（腫瘍が大きく、術後の回復に時間がかかったため、通常より長い入院です）、初診（紹介状持参）で、術前検査2回、退院後、初回の経過観察で1回の合計4回の通院でした。

私の場合は、入院前に入院計画などの説明がわかりやすい資料で丁寧にありました。入院に必要なものについてはもちろん事前に準備しますが、病院内の売店、コンビニなどで必要最低限のものは購入可能です。スターバックスや食堂もありますので、時間をつぶすところには困らないかと思います。

入院初日に、改めて入院計画の説明が担当看護師よりありました。担当してくれた看護師さんみなさんとても親切で、不愉快な思いをすることもありませんでした。半面、県内から患者が集中するのと学生の指導、自身の研究と、医師によってはとても忙しいせいか必要最低限度のことを説明するのみで、こちらからの質問に対して横柄に答える時もあり、聞きにくい雰囲気がありました（とても親切で熱心に見て下さる先生もいます。医師を指名できないので、どの先生にもてもらうかは運任せになるのは仕方ないです）

こちらからの希望もきちんと伝わっていないことも多々あり、同じことを何回も説明する必要があるなど、医療水準は高くても、、、と思う場面も何回かありました。

最後に、大学病院ですので学生が医師の診察・処置・回診を見学します。事前に見学させても良いかを聞かれますので、許可なしに見学されることはありません。