鼠径部のシコリの摘出手術。傷口が化膿し、再手術を受けました。 (写真あり)

平成27年11月24日に北海道中央労災病院で鼠径部のシコリを取る手術を受けました。シコリ自体は1cm程の小さな物でした。
ただ、下着やズボンに当たって痛かった為、日帰りで終わる手術とも聞き、手術することにしました。
手術は、電機メスを使い、傷口は縫わない方法でやりますとのことでした。無事に手術が終わり、家に帰り6時間後、鼠径部がパンパンに腫れ上がり、不安になり病院に電話をしました。
「念のため見せに来てください」と言われ、再度受診しました。（家から病院まで遠く、車で40分）受診しましたが、傷口の場所が場所だから血も抜けないと先生に言われ、痛み止の座薬のみ出されてその日は終了。
翌日、もう１度病院に行き見てもらいましたが、先生はガーゼと透明のテープをつけたままの診察をして「順調」といい、12月2日に来てくださいで終わり。
しかし、この日も腫れがあり、太股には大きなアザができていました。

11月30日の夕方、仕事から帰ってきて傷口を見ると1cm程傷口が開いていました。直ぐに病院に電話をしました。その日の夜勤の看護婦さんに、「外科の先生いないけど、違う先生が見てくれるから。でも、透明のテープ貼るだけだと思うよ」と言われ、では、明日受診します。と言うと看護婦さんに「じゃぁ、何しに電話かけてきたの？」と言われ、なんで、電話かけたかもわからないなんてと悲しくもなりました。

次の日12月1日に改めて受診しましたが、先生は傷口を触るもせず…消毒もせず…「傷口小さいからテープ貼ってればいずれ塞がる」といい、ガーゼのついたテープ（ツルハとかでもある）を貼り、終了。
しかも、化膿とかしないか不安で先生に聞くと、「今のところ化膿してないし、赤みや腫れが出たらまた受診して、明日も予約してたけど、腫れとかなければ今日で終了でいいから」と言われました。でも、手術の翌日と変わらず腫れはあり…。
私は、どうしても先生の言葉が信用できず、12月3日にかかりつけの皮膚科に電話をして状況を説明しました。
皮膚科の看護婦さんが状態みせに来てください。場合によってはこちらでも縫ったりもできるので…といってくれ、翌日に12月4日皮膚科に受診しました。皮膚科の先生に傷口を見せると直ぐに「手術します!!」と言われ、手術が始まりました。麻酔をしましたが、中で化膿していたらしく全く麻酔が効かない中、手術は始まりました。
先生も追加で麻酔を打ってくれたりもしましたがそれでも効かなかったです。そして、傷口を縫う前に先生は腫れが気になるといい、傷口の周りを圧迫すると傷口から手のこぶし大の血の固まりが出来てたと話を受けました。血の固まりが出来てるぶん皮膚は引っ張られ、傷口は塞がらないし、血はたんぱく質だから細菌が入ったり炎症が起きたりする原因になると言われました。
そして、一週間以上たってたら傷口は塞がらないと!!なぜ、大きな病院で設備も機能もしっかりしているのにこんなことが起きてしまうのだろう…と悲しくもあり、辛くもありました。

しかも、傷口が深く、中と外で縫ってもらうことになりました。皮膚科の先生は「なんで、こんなに切開したのだろう…。傷も深いし…。」と話していました。そして、鼠径部は皮膚が柔らかいため血が溜まりやすいとのことで、手術後、ガーゼを何枚も重ね、テーピングで止めて血が溜まらないように圧迫を4日間するように言われました。

前述の病院では5年前にも胸のシコリを取る手術をして、その時も血がパンパンに溜まり、乳首からも血があふれでるぐらいになり、一日に２回も手術を全身麻酔で受けたこともありました。今回は、執刀医が前回と違うので大丈夫だと思っていましたが、やはり同じでした。そして、看護婦さんの対応も酷かったので色んな意味で悲しかったです。
皮膚科の看護婦さんは痛がる私の手を握ってくれたり、痛いよねーごめんねーと言ってくれました。手術は辛かったけど、気持ち的に助かりました。

大きな病院は、患者さんもたくさんいるし忙しいのかもしれないけど、人としての心を忘れて欲しくないなぁ～と思いました。中にはいい看護婦さんもいますが、本当にガッカリでした。