病院口コミ検索カルー - 夫が急性小脳失調症(脊髄小脳変性症)による酷いめまい。 : 病気体験レポート
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夫が急性小脳失調症(脊髄小脳変性症)による酷いめまい。

もふこ  (40歳代・女性)

オススメ: 3,428views 2014年03月06日投稿 14votes 0comments

30代半ばの夫がめまいで、1ヶ月寝込みました。本人曰く、絶えず地面が船に乗っているように揺れているように感じ、ずっと乗り物酔いをしているような気分の悪さだったようです。
発症から数週間は自力で歩くのが困難なほどでした。

病気の発症は、海外(先進国)に仕事で出張したあと、3週間後に「なんかまっすぐ歩けない」と言ったことが始まりでした。当日は親知らずの抜歯に行ったこともあり、その疲れかと思いましたが、次の日は歩くのもやっとなほど、具合が悪くなってしまいました。
結局、「近所の耳鼻科」→「地元の総合病院の耳鼻科と神経内科」→「東京の耳鼻科専門医」→「三井記念病院の神経内科」と病院を廻り、発症からさらに3週間後、やっと診断がつきました。
しかし、診断がついたのに、その頃には症状のピークも一段落していたように思います。

診断について。耳鼻科では頭を傾けて、めまいが起きるかといった検査などをしましたが、特定の傾向は見られなかったそうです。神経内科では、膝を叩いて反射をみる検査などをしました。
ギランバレー症候群では反射が見られなくなるそうですが、夫の場合は逆に亢進してたそうです。
脳出血を疑いCTスキャンを撮りましたが、特に異常はありませんでした。この病気はEBウイルスに対する抗体が原因になるそうですが、血液検査の結果、やはりこの抗体が見つかりました。

治療法について。耳鼻科ではセファドールというめまいの薬を処方されましたが、あまり効果はなかったようです。
三井記念病院で、医師からは免疫グロブリン大量療法か、ステロイド投与が治療法としてあると言われましたが、発症から時間が経ってるので効果があるか微妙で、副作用もそれなりにあることから、結局何もしませんでした。
免疫グロブリン大量療法は他人の血液から作っているので、輸血と同じように未知の病原体の感染リスクもあるようです。めまいの他、箸を使うなど細かい物に注意する作業でも気分が悪くなるらしく、サンドイッチなど手で掴めるものを食べていました。食欲はだいぶ落ちましたが、自力で食べていけるということで、結局自宅療養になりました。
この疾患は、バランス感覚を担う小脳の神経が、病原菌と間違われて、免疫によって攻撃され傷ついているために起きている症状だそうで、できる範囲内で運動することをリハビリとして勧められました。
できる範囲で散歩をするよう心がけたら、症状はゆっくりと少しずつ良くなりました。

予後について。発症から1ヶ月ほどで、杖をつきながらすこしずつ散歩ができるようになり、2ヶ月半後に事務仕事に短縮で復帰し、発症から4ヶ月で杖がいらなくなり、以前と全く同じ調子を取り戻すのに9ヶ月ほどかかりました。完全に復調するまでは、失われたバランス感覚を体が無理をして補うのか、かなり疲れやすかったようです。

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