50歳手前なのに脳動脈瘤がみつかり、精密検査のため初入院。

人間ドッグで脳動脈瘤が見つかってしまい、紹介状も届いていたこともあり健診センターから、資料を受診希望の病院に送ってもらい、12月ももう終わりに近いころ初めて病院受診となった。健診センターから送られてきた私のMRI-MRAの画像を見るや否や右側の内頚動脈にひょっこりとでもしっかりひょうたん型の動脈瘤だった。
　
　この時点では8×6.3ミリサイズ・・。手術適応ですね。と、ドクターより説明あるが、そのあとで今時点で破裂する確率は、1.2%だけど、10年後は、累積されるので12%です。経過観察するか、手術をするか、手術をするとなると二種類の方法があるのですが、選択してくださいとのこと・・。
　私「精密検査でまだはっきりしてくると思われますのでそれからこちらで手術するかどうか決めたい。」といい、精密検査の3d-CTAを通院で行った。それで新たにわかったことだが、動脈瘤は二つあるという。大きい方はIC-PCとカルテに書かれており、ICは、内頚動脈の略語で、PCは、後交通動脈の略語と思われる。ということは頭の真ん中の血管か・・。いろいろ本やネットで略語を調べていたのである。
　
　内頚動脈は一般に頸動脈と呼んでいる総頸動脈よりもずっと上で範囲が広いと思ったが、後交通動脈付近ということは内頚動脈の上の端に近いと思った。新たに発見された小さい方は眼動脈付近である。やっぱり上の端に近いと思った。眼動脈付近の動脈瘤はまだ小さくて手術してしまうと親である血管を傷つけてしまい、脳梗塞の恐れもあるのでこれは経過観察で順次大きくなってから手術をお勧めしますとの説明がある。
　
　大きい方を手術したとしても小さな不発爆弾は残るのかと思った。頭蓋骨を割って動脈瘤を挟むクリッピィング術はリスクが高いと判断され私には血管内治療のコイル塞栓術を勧められた。クモ膜下出血していたらクリッピィングも仕方ないと思うのだが、未破裂で症状のない私にとっては、血管内治療が妥当と思った。
　だけどその治療の実績がわからなかったので聞いてみたところ、去年は100件近かったな・・。数年前に血管内治療専門の先生が来てからだけど・・。とドクターが言う。それで手術はそこの病院でしてもらうことになりましたが、どうしてもその手術の前に入院してアンギョウグラフィー検査があり、その検査は、局所麻酔で橈骨動脈からカテーテルを入れて造影剤を流し込み放射線で撮影する検査なのだが、局所麻酔され、意識のある状態で橈骨動脈からぐりぐり入れられ脳血管撮影するのかと思い恐怖感があったため、ちょっと安定剤を使った。本当にぐりぐり入れられ頭の右半分が暑く感じた検査だった。
　
気持ち悪かったけれど、検査結果を聞く、先生はいびつな形というが、あまりにもひょうたんのような感じの映像をコピー写真にしていただいたのですが・・。手術の際にコイルを動脈瘤に入れて止める際にバルーンだけで済むのか？ステンドを使うのか説明があった。血液サラサラ薬は当分の間服用しなければならないことも知る。
初めての入院が脳検査入院とは・・。落ち込んでいましたが、破裂しないで放っておいても大きくなり、神経圧迫などの症状が出てくる前に手術して封印しないとまずいなと思った。私まだ50になっていないのに・・。
なんで脳動脈瘤があり大きいのか・・。
初めての入院で消灯時間になっても眠れずに考え込んだ。先生より、手術はもう少し先になり暖かくなってきたころ行いましょうとのことで、日程を決めてきました。