原因不明の猛烈な眼の痛みの原因はストレスによる転換性障害。

数年前から、右目が痛く、視力も落ちたように思っておりましたので、緑内障や白内障を疑い、昨年の8月と9月に眼科を受診したところ、眼科的には異常がないという検査結果となりました。
高血圧症の薬を処方してもらっている近所のかかりつけ医に相談したところ、脳神経外科にいってCTをとってもらったらどうかと勧められ、紹介されたクリニックへ行って検査を受けたところ、脳には異常が全く認められないが、頸骨が普通の人のように湾曲していないため、肩こりが発生し眼に痛みが生じるという説明でした。

その時は、それで納得したのですが、今年の3月に猛烈に眼が痛くなり、その他、後頭部の頭痛、不安感、耳鳴り、不眠、吐き気などいろいろの症状が起こってきたため慌てて、大学病院の神経内科を受診し、MRI検査を受けました。
これだけいろいろな症状があるにもかかわらず、腫瘍や脳梗塞などは見つからず、視神経も正常という検査結果でした。そのとき、ドクターから言われたのは、ストレスが引き金で、痛み等の身体症状が現れることがあり、転換性障害というのだと言われました。

精神科を受診するのが良いとのことでしたので、どこか良い病院を紹介してくれるように頼みましたが、インターネットで検索するように言われてしまいました。
ふたたび、かかりつけ医に相談すると近所にあるメンタルクリニックを紹介してもらい、症状をいろいろ聞いてもらったところ、ストレスが引き金で眼が痛くなる人はいるそうで、その場合の治療薬としては、ベンゾジアゼピン系抗不安薬、三環系抗うつ薬、SNRIの順番で、薬を試してみたいということでした。
最初に、レスタスが処方されましたが、翌日は、あいかわらず具合が悪かったものの、2日目から眼の痛みがうそのように消え、同時に、不安感、不眠などの精神症状もなくなりました。
今後、この状態が続くか心配ではありますが、現時点では、再び仕事ができるようになり大変感謝しております。