子供がマイコプラズマ肺炎に。ジスロマックの副作用に注意

5歳の子供が，約１週間に渡って，38～40度の高熱を出し続けました。 その間かかりつけのクリニックで，診断してもらったところ，インフルエンザではないと言われておりました。

熱さましを飲ませたりすると，一時的に熱は下がるのですが，再び高い熱がぶり返し，食べ物も受け付けず，激しく咳き込んで泣いているため，再度同じクリニックに行こうとしましたが，休診日だったので，急遽 別のクリニックへ行って診て貰いました。

そこの先生の見解では，高熱が1週間も続いていることから，マイコプラズマ肺炎の疑いがある，としながらも，血中酸素濃度の測定結果や 肺の音を聞いた結果からは，マイコプラズマ肺炎の可能性は低いかも知れない。 しかし，一応 マイコプラズマ肺炎用の内服薬（ジスロマック）を出しておく，ということでした。

処方された当日からジスロマックを服用したところ，翌日，子供の目のまわりの粘膜が妙に赤くなっており，白目の部分も充血し，唇も異様に真っ赤になってしまいました。
処方箋薬局でジスロマックを買う際 添付された説明書には 副作用として，「粘膜や口唇に充血，ただれ，びらん等が生じた場合，直ちに服用を中止すること」と書いてあるのを発見し，服用を中止しました。 その上で，再度 クリニックへ行き，そのことを医師に相談しました。

ところが先生は，「ジスロマックに その様な副作用があるという話は聞いたことが無い。 勝手に薬を止めないで，ちゃんと飲ませなければ駄目だ」と ご立腹のご様子でした。
しかし，子供の状態を見ると，とてもジスロマックを飲ませ続ける気にはなれず，以降，一切飲ませませんでした。 それでも，子供は元気になり，３日後には 幼稚園へ行かれるようになりました。

それにしても，今でも解せないのは，ジスロマックの説明書に示されていた副作用に関する記述と，クリニックの医師が仰った事の食い違いについてです。 以来，そのクリニックへは 二度と行く気にはなれません。