痴呆症の祖母。完治はしませんが症状を遅らせる事が大事。

現在94歳の祖母は痴呆症です。
祖父は先に他界し、祖母は1人で暮らしていましたが、母の家で暮らす様になりその頃から痴呆が表だってきました。

1人暮らしの時は、外に出たり、老人会、家事をしてたんですが、実家では母が家事をするので、洗い物とトイレ掃除位で外に出ずただテレビを見る毎日。

その内、ハイターで入れ歯の除菌したり、ドアを変色させたり、粗相が出てきました。

要介護4になり、家族の説得で3年経ってからようやくデイサービスにも通い始めました。
機嫌の波が激しくなり、物が無くなった、父が取ったと怒り、かと思えば死にたいと泣きじゃくり始めるようになりました。
そしてとられるからと、財布や物を隠す癖がつき、毎回母と私で探し落ち着かせていました。

私が結婚して家を出ると、私と住んでいた事も忘れてます。
ですが小さい時や祖父との思い出はやはり忘れないみたいで楽しそうに話してくれます。
私の子供は祖母が大好きです。
祖母も嬉しそうに遊んでくれます。
痴呆は治らない、遅らせる事が大事だと聞きます。

祖母がこうなるまで、介護というものがこんな大変なんだと思いませんでした。
介護、介護してる母、父の苦痛、介護だけではなく、介護のフォローが必ず必要だと思いました。