こどもが真夜中に腹痛で泣き叫ぶ。原因は。。。胆管結石

ある日の真夜中３時すぎに　当時５歳だった幼稚園児の子供が、「おなかが痛い～！」と言って、泣き叫びだした。何かで、おなかを壊したのかな？とか、いう程度の痛がり方ではなかったので、あわてて救急車を呼んだ。

救急車が来て、救急隊員の方に症状を聞かれている間に、息子は痛みで意識が薄れていく感じだった。
救急室につくと、子供なので、盲腸とか、腸重積などを疑って、いろんな検査が行われたが、結局わからずそのまま入院となった。

採血や、造影剤をつかってのＣＴ、ＭＲＩ，など、連日検査、検査の日々に５歳の息子は、自分の体に何が起きたのかもわからない状態。
私も、上の子達２人の世話もままならなくなり、主人は会社と家事との両立で、私は病室に付きっきり。

そんな状態が続いたある日の、主治医からの説明で「胆管結石ではないか？」とやっと病名が伝えられたのだった。

先生たちも、救急車で運ばれた時の様子や、経過を診ていて、内科の先生や小児科の先生たちとの話し合いで、子供だから、まず胆管結石はないと思っていたそうだが、ＭＲＩ画像か、ＣＴに写った白い塊が石である！と、わかったそうだ。

その病院には、小児外科がなかったため、小児外科がある、ほか病院へ移ることになった。
手術で石をとるはずで入院していたけれど、ある日の検査で石が消えていて、そのまま退院となった。

その後、石ができていないかの検査のため月１で、受診していたけれど、それからは１度も、胆管結石を再発していない。

子供だからといって、胆管結石にならないとは限らず、５歳でもなる病気だということをあらためて知った。
それからは、食事も気を付けるようにして今は元気に過ごしている。