子供の口臭や歯茎の腫れ。ヘルペスウィルスに感染していました。

まだ子供が２歳くらいの時、いきなり高熱がでました。その前から、風邪気味ではあったのですが、その時はいつもと明らかに症状が違ったのです。
食欲がなくなることはそれまでにもありましたが、水分も取りたがらなくなり、何かおかしいと思って子供に聞いてみると、お口の中が痛い…というのです。

口の中を見ようとしたとき、まず驚いたのが口臭です。子供の口臭なんて気にしたこともなかったですが、何とも言えない独特のにおいがします。
普通の口臭とは明らかに違う鼻を突くようなにおいでした。そのあと小児科に行って先生に聞いてみると、それがヘルペスの典型的な症状のひとつで、においを嗅げばヘルペスかどうかわかるくらいだそうです。

そして、もう一つの症状が、歯茎の腫れでした。パンパンに腫れ上がって、ところどころ出血が見られる状態でした。食べ物だけでなく、飲み物も嫌がっていたのは、どうもコップが口にあたるだけで痛みが走っていたからだそうです。
結局、病院では熱さましと、抗ヘルペスウイルス薬の内服薬と塗り薬を処方していただきました。

１週間ほどで症状はだいぶ落ち着き、食欲も少しづつ戻っていきました。
しかし、１度かかった後は、また体力や免疫力が落ちた時に再発することがあるので注意するように言われました。