切迫早産治療のウテメリン投与に疑問が残りました。病院選びは慎重に。

妊娠20週に初めて行った子宮頸管長の測定で3センチという結果が出たため、医師から自宅安静を言いわたされました。4週間ウテメリンの錠剤を飲みながら安静に過ごしましたが、検査するたびに短くなり、最終的に24週の1.9センチで管理入院することになりました。
医師からの診断は「切迫早産」で、原因は体質ではないか？とのことでした。


入院中はトイレと週一度のシャワー以外、立つことを禁止され寝たきり状態でした。
使用した薬はウテメリン（24時間点滴）、漢方（点滴の副作用を抑えるものを毎食前）、マグミット（便秘薬を毎食後）です。
ウテメリンの副作用は人によっていろいろとあるようですが、私は微熱（検温時ほぼ37度）、心臓の痛みや動機、手の平の赤み、フラつきがありました。あまりに強い副作用を感じたため、夫婦で国内外の医学論文を数十年分読み漁り、私はこのウテメリン点滴が母子にとって良くないものだと結論づけました。
※アメリカやヨーロッパでは既にウテメリンの使用禁止、あるいは時間を限定したうえでの使用と決めていますし、日本国内でも医師によってはその危険性（副作用・児への影響）や効果を疑う論文を発表されています。

私はこの件を素直に担当医師に相談しましたが、ウテメリン点滴を続ける方針に変わりはありませんでした。ただ、検診結果が良くなれば点滴量を減らして最終的にはウテメリンの飲み薬に変えることも可能ということでした。

私は薬に不安があったため、自宅安静を言い渡された時点で他の病院も受診するべきだったととても後悔しています。病院によっては、海外で行うような黄体ホルモン系の治療を行い入院回避につなげているところもあるからです。
切迫早産を疑われた場合、まずはその病院の治療方針や薬の説明をしっかり聞き、考え方が合わない場合は体調をみながらいくつかの病院を受診されることをお勧めします。
赤ちゃんがいつ産まれるかは病院にもわかりませんが、自分が納得のいく早産予防を実施している病院は探せばわかるはずです。