Caloo(カルー) - 10ヶ月健診で発覚した停留精巣。全身麻酔での手術。 : 病気体験レポート
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10ヶ月健診で発覚した停留精巣。全身麻酔での手術。

aki  (40歳代・女性)

4,381views 2014年06月17日投稿 5votes 0comments

第一子男児出産時、3400g以上もある、見るからに健康優良児でした。
新生児検査や、そのあとの1か月、3か月、半年…と検診をきちんと受けて、何の異常もなく成長をしているはずでした。
異変がわかったのは10か月検診でした。
引越しをしたばかりでかかりつけの病院もなかったので、とりあえず家から近く、珍しく女性の先生の小児科があったので、そこに検診をお願いしました。

最初は普通に検診の項目ごとに診てもらい、異常なしで終わろうとしたとき、先生がちょっと気になるからもう一回見せてください…と言って子供の睾丸の確認をもう一度されました。
すると、もしかしたら1つ睾丸が下りてきてないかもしれない…と言われました。
私の記憶が確かならば、今までの検診でも確認され、その都度2つあるから大丈夫、とおっしゃっていましたし、毎日おむつ替えで目にしている私にもきちんと睾丸は2つあるように見えていました。

しかし、生後間もないころには、実際に睾丸が下りてきてなくても陰嚢が膨らんでいて、はっきりと診断がつかないことが多いそうです。
うちの場合は片方だけでしたので、余計に判別がしにくかったのかもしれません。

その後、大きな病院の専門医に診てもらうと、やはり停留精巣だ…ということでした。
今まで聞いたこともない病名で、しかもまだ1歳にもならない子供に手術をさせなければならず、不安でいっぱいでした。

ですが、手術以外に治療法はなく、そのうえできるだけ早くした方が、将来かかるかもしれない病気へのリスクも少なくなると言われ、手術を決断しました。
もともと停留精巣というのは、胎児の間に、本来は腹腔内(胸のあたり)から陰嚢へ時間をかけて少しずつ下りてきて、きちんと収まった状態で生まれてくるはずのものが、何らかの理由で腹腔内に残ったままの状態で出産をむかえてしまうと、起こる現象だそうです。

手術自体は1時間ほどで終わるもので、腹腔内にある睾丸を本来あるべき場所の陰嚢内へ引っ張ってきて、糸で固定するというものでしたが、1歳に満たない子供に全身麻酔をし、下腹部や陰嚢の手術跡を見るとやり切れない思いでした。
術後は1年ほど傷跡の確認や、睾丸がきちんと固定できているかの確認のため、定期的に受診していましたが、それ以降は通院もなく普通に生活しています。
将来的にはやはり、他の健常な人より、そこにまつわる病気になるリスクがかなり高いらしいので、注意深く見守る必要があるそうです。

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