上行結腸大腸憩室炎。食欲はありましたが、絶食1週間で、抗生物質を点滴で投与。

3年前、朝起きたら右下腹部にひきつったような痛みが走りました。真っ直ぐに立っていられず、かがみながら歩くと少し楽でした。痛みの感じは、食事した後に運動したら腹痛が起きるような、そんな感じのそれよりもっと激しい痛みでした。

最初、生理痛なのか？とも思いましたが、今までと痛みが違うし、虫垂炎なのか？とも思いました。お腹は普通にすくので、痛みに耐えながらも食事はとれました。
寝ていれば治るだろうと、横になっていましたが一向によくならず、熱が出だしたのでこれはまずいと思い、夕方だった為、救急外来へ行きました。

血液検査の結果、白血球の数値が高いとのことで、菌が入ってる為の発熱で、お医者さんも、虫垂炎かなぁって感じでしたが、虫垂炎とは押さえた痛みの場所が違うらしく、原因不明。手術が必要になるかも。。とのことで、即入院。
後日、腹部エコーと、血管造影剤を投与しながらのCTをとりました。この造影液は、点滴で体に流し込むのですが、液がすごく熱くて（熱く感じると説明あり）体内が爆発するかと思いました。念の為、婦人科でも内診エコーをとりました。

検査の結果、腸の壁が薄くなってるとこがいくつかあって、腹圧とかでその腸の壁が小さな風船のようにポッコリ膨らんでいる所があり、そこに菌が入ったということでした。
だいたい、老人の方に多くみられるらしいですが、私はいくつかあったようです。

治療としては、絶食1週間で、抗生物質を点滴で投与。もし、熱が下がらなければ、手術が必要とのこと。幸い、抗生物質投与で2日後くらいには熱が下がりましたので、手術の必要なしでよかったです。しかし、絶食はすごくきつかったです。人によっては、嘔吐や下痢、食欲不振があるらしいですが、私は痛みだけで、食欲はあったので、1週間の絶食はきつかったです。しかも、ずっと点滴してるので薬剤の冷たさで体は冷えてたし。。

入院期間は10日間でした。食事も、重湯からお粥、普通の食事にじょじょに切り替えて大丈夫になりました。
退院して1週間後に検査に通院、血液検査も異常なかったので、完治ということで治療は終了しました。