切迫早産で17週から自宅安静をしたにも関わらず、出産時は促進剤を投与。

二人目の妊娠。
一人目は何もトラブルなく順調に出産まで行きました。
なので、二人目も順調に行くと疑いもしなかったのですが…
17週目の検診で子宮頸管が28ミリと短めだと指摘されました。
その長さにピンと来なかったのですが。
この週数ならば、40ミリ～50ミリが平均で25ミリを切ったら入院です‼と言われ、切迫早産との診断で自宅安静の指示受けました。ルテオニンと言う張り止めを１日３回で処方され、トイレとお風呂以外は横になるよう言われました。

でも、わんぱく盛りの4歳児を抱え、旦那は仕事の帰りが遅いため、指示通りの安静生活など送れる訳がありませんでした。
出血もなく、お腹の張りと言う自覚症状もなかったため、少し軽く考えていた私は、長男の抱っこはさすがにしませんでしたが、家事に育児に今まで通りに過ごしていました。
１週間後の検診で子宮頸管が26ミリと更に短くなっていました。

先生には、入院も検討したほうが良いが長男がいるので、このまま自宅安静で様子を見ても良いですよ。と言って下さいました。
その分、薬を１日４回にアップ。
安静指示は、必ず守るように言われました。
そこから気持ちを入れ替えて、実家の母に家事と長男の幼稚園の送り迎えとお風呂を頼みました。
それも週数間の辛抱だと、私も母も思っていました。

しかし、私の子宮頸管の長さは一進一退。
30ミリ近くまで回復したと思ったら、次の検診でまた25ミリギリギリまで短くなってしまったり。
検診の度に一喜一憂。

先生には、34週過ぎないとNICUのある病院でないと産めない。37週まではお腹にいて欲しいと言われ、一先ずそこを目標にしていました。
でも、長引く安静生活に私も長男もストレスの限界を迎え、もう早産になっても良いから一刻も早く生んでしまいたいとまで思うほど追い込まれていました。
薬も上限ギリギリの１日６回までに増えて、副作用の動悸に悩まされていました。
切迫、切迫と言われながらも無事に37週目に突入。

薬と安静の解除を言い渡され、動いたらすぐに生まれちゃうんだろうなー。と思い、今まで出来なかった出産準備を急いで行いました。
たくさん我慢させていた長男ともたくさん遊び、いつ生まれても良いと心構えもばっちり。
しかし、一向に生まれず39週目の検診で赤ちゃんが3800グラムにまで成長しているため、促進剤で早目に生んだほうが良いと言うことに。

今まで生まれそうだって、あれだけ安静にしていたのに結局は促進剤を使うことになるなんて…。
予定日の１日前に促進剤投与し、四時間半の安産で元気に生まれた次男は4000キロ超えのビックベイビーでした。

17週から39週まで。とても長く辛い安静生活でしたが、可愛い息子の顔を見ると、家族みんなで頑張って乗り越えて良かったなーと強く思います。