3歳の娘から感染？マイコプラズマ肺炎に罹患し、完治まで3週間もかかった

●１１月下旬、突然高熱～インフルエンザ？
普段風邪をひいても高熱をだすことがめったにないのでなんとなく、「インフルエンザかな？」と思い、病院を受診したところインフルエンザ検査は陰性。でも医師からは「インフルエンザでも陰性がでることがあるから」ということで、インフルエンザ用の薬「リレンザ」と一般的な風邪症候群の薬として抗生剤「セフゾン」や解熱剤を処方され、様子をみました。

●３日ほど経過～マイコプラズマ？１週間下がらない熱と咳。
処方された薬を飲んでも、一向に39度から40度の熱が下がらず、そういえば２週間ほど前に３歳の娘がマイコプラズマウイルスに罹患していたということを思い出し、マイコプラズマでは？と疑いがでました。日曜日だったため、日曜日に受診できる他の病院でそのことを伝えたところ、マイコプラズマの簡易検査をしてもらい、結果はまさかの陰性。わけがわかりませんでしたが病状の経緯から、マイコプラズマ用の薬として抗生剤「オゼックス」を処方されました。その後熱は37度まで下がりましたが、微熱が続き咳がかなりひどくなってきました。最初に受診した病院を再度受診し、血液検査をしたところ炎症値（CRP）が11と高いことが分かり、引き続きオゼックスを飲むように言われました。咳がひどいことを伝えましたがレントゲン撮影はなし。熱が下がりきらないところで服用をやめたところ、また熱が38度まで上昇し、咳がかなりひどくなってきたので、呼吸器専門の内科を受診しました。

●肺炎と診断
呼吸器内科を受診し、レントゲンを撮影したところ肺炎と診断されました。
病原について、肺炎球菌、結核などあらゆる検査をしました。オゼックスで効果が薄かったのですが、「ミノマイシン」という同系等の薬を処方されました。翌日、血液検査の結果がでて、炎症値（CRP）が15.5と非常に高かったので入院も可能な大きな病院への紹介状を書いてもらいました。その病院でも病原を特定する検査をやりましたが結果は全て陰性。マイコプラズマの検査も陰性でした。しかし、マイコプラズマ用の薬ミノマイシンを飲んですぐに熱は平熱に下がったので、ギリギリ入院は免れて、２～３日毎に通院して経過をみてもらったところ、炎症値も順調に下がり２週間後にはレントゲンでの肺炎像も問題ないとのことでした。


最後まで検査では「マイコプラズマ」と特定する結果がでませんでしたが、マイコプラズマ用の薬を飲んで治ったということはやはり「マイコプラズマ」が病原だったということでしょう、と主治医からは言われました。何度マイコプラズマの検査をしても陰性なのに、そんなこともあるんだな…と思いました。そして、発症してから治療に３週間もかかってしまい、「マイコプラズマ」はこじらせるとこんなにも厄介なのか…と痛烈に思いました。咳が本当に辛かったです。今後は咳の症状がひどくなったときは肺炎に進行していないか確認してもらうためにも、早めに呼吸器専門の病院へ行こうと思いました。