母がくも膜下出血…。切開での手術を選び、無事に成功しました。

7年くらい前のことですが,
私の母親が突然「頭が痛い」と言い,個人病院に行きました。
その時は,偏頭痛と言われ,帰ってきましたが
数日後,出掛けていた母が「頭が痛い」と言い帰宅。
その直後,嘔吐。午後から仕事だった私に対し
「横になっていれば治まるだろう」と言うので,仕事に行きましたが,職場の人に話すと「大きい病院にすぐに行きなさい‼」と言われ,大きい病院に連れていき,検査をしてもらい,結果を待っていると
「こちらのベッドで横になって,待っていてください」と言われました。その言葉を聞き,母と私は「なにか大きな病気なんだろうね…」と話していると,医師に呼ばれ,私だけ話を聞きに診察室へ。
「くも膜下出血です。それも,かなり大きいものです」と言われました。くも膜下出血という言葉は聞いたことがありましたが,どんなものなのか全然知らなかった私は「くも膜下出血…って,なんですか？」と聞きました。医師はわかりやすいようにとパンフレットをくれ,親切に教えてくださいました。
そこの病院では手術ができないと言われ,手術可能な病院に救急車で緊急搬送され,また,検査をし,医師に呼ばれ,「明日の朝,もう一度検査をして,可能であれば明日緊急手術をします」と言われ,いろいろな書類にサインをし,その日は帰宅。
翌日,病院に行き,細かく検査をしてもらい,手術をすることに。
カテーテルか切開かという選択に,メリットとデメリットを聞くと,カテーテルのメリットは,傷が目立たない。デメリットは,入れてる最中に何かあったら,命はない。(器具が当たり,血管に穴などがあいたら,すぐに処置ができないため)
切開のメリットは,何かあったら,すぐに処置が出来るので,命よ保証がある。デメリットは,髪の毛を剃るし,傷が残るでした。
迷うことなく,切開を選び,手術へ。
12時に開始し,終わったのが18時30分。
無事手術が成功し,医師から説明を受けると,何個もあったらしく,将来的になりそうな箇所も数ヶ所あったらしく,全て処置しましたと言われました。そのうちの,1つが小指の第一間接の大きさだったと言われました。
2週間はICUに入り,そのあとは,1人部屋になり,
最後は4人部屋になり,退院しました。

何も後遺症もなく,麻痺も残らず,2人の孫に囲まれ,元気に毎日を過ごしています。