前兆なし。ジョギングの休憩中におそわれた息苦しさと背中の痛みは自然気胸でした。

私は瘦せ型、ノンスモーカーの女です。
ある日、ジョギングの途中でそろそろ休憩しようと思い、いつもの休憩スポットにある公園のベンチに腰を掛けました。
喉が渇いたのでペットボトルの水を飲んだ時にゴホッとむせてしまいました。
その瞬間、急になんとも言えない息苦しさと背中の痛みに襲われました。
身分の身に何が起きたのか全く分からず、まさか熱中症にでもなったか？と考えていましたが、それは違うとすぐわかりました。
意識は遠のかないし、何より呼吸をしても空気が思うように吸えずに苦しかったのです。
まるで穴の空いた風船に空気を入れているような、なんとも言えない苦しさでした。

まさか肺に穴が開いたとは思わなかった上に、「喫煙しないから苦しさの原因は肺ではないだろう」と勝手に決めつけていました。
私の場合、苦しかったのですが自力で帰宅してから車で総合病院へ行きました。

受付の女性にゼェハァしながら苦しい事を伝えると、内科へ通されて直ぐに診て貰いました。
レントゲンを撮影したところ右肺が萎んでいたようで、自然気胸と診断されました。
しかし幸いにも軽症だった為手術や入院はしなくて済み、とにかく安静にするように言われました。
私の場合一週間程で治りました。
再発率も高いことから、今後も生活習慣に気をつけて過ごすよう心掛けます。