アデノウイルスは積極的に調べてもらわないと分からないことも。

突然の高熱。
昼間で元気だった一歳の子が、夕方になりぐったり。
体が熱い。
熱を測ると４０℃。
インフルエンザかな。と思い、その日はまだ検査してもわからないだろうと思い、家で耐えてもらうことに。
ごはんは全然食べず、お茶は飲まず。
母乳をまだあげていたので、かろうじて母乳は飲んでくれていた。
いつもよりは全然飲まなかったが、それでも脱水になってはいけないと母乳を何度も飲んでもらうように努めた。

次の日の朝、すぐに病院へ。
インフルエンザの検査をしても陰性。
喉をみて、それほど赤くもない。
脱水ぽい顔もしていないとのことで、風邪薬をもらって帰宅。
それでも熱は全然下がらず。
保育園はお休みして、
家でひたすら母乳を与える。。

また次の日も熱は下がらず、４０℃。。
ぐったりしていて、これはもう脱水になりかけてるに違いないと、また病院へ。
再びインフルエンザの検査をするも陰性。
あと２日熱が下がらなかったら血液検査しましょう。
と、原因もわからないまま帰宅することになりそうなときに、保育園でアデノウイルス感染症の子がいたと聞いていたのを思い出し、
病院の医師へ「アデノではないですかね？」ときいてみる。
医師は「近くで流行ってますか？」と。
「保育園で一人いたみたいです」と答えると、
「アデノぽくないけどなぁ」と、「でも検査しておく？」と検査してもらいました。

結果は「アデノウイルス感染症」
原因がわかってよかったのですが、保育園は登園禁止。
そして登園禁止期間が終われば、また登園許可書なるものが必要になります。
保育園で熱が出てる子が多いけど、こんな感じではきっと検査せずに終わってるのだと思いました。
しばらく仕事を休まなくてはならないのと、また治ったときには登園許可書(自費)が必要でした。
アデノとわからなければ、きっと解熱したらすぐに保育園に行ってしまっていたことでしょう。
きっとそんなお母さんはたくさんいると思います。
それで感染が拡大しているのだなぁとしみじみ。
アデノは解熱してすぐには保育園にはいけないし、ほかの子との接触もできないのです。
先生に言ってみて、原因がわかってよかったです。
そして他の子たちへの感染を広げるのを最小限に防げたかな。

４０℃の熱は４日続きました。
他の症状はほとんどなく、うちの場合は高熱だけでした。
アデノは他にも目やのどに症状が出たり、いろいろな症状があるとのこと。
そしてとてもうつりやすい感染症です。
母になると、感染症気になります。
感染症の子が保育園にきてほしくないですし、
うちの子の病気も他の子にうつしたくない。
のどに綿棒の太いのをぐりぐりするだけで、１０分ほどで結果がでました。
疑わしい場合はもっと積極的に検査していただきたいと思いました。

病院で検査なく帰らされた場合は、流行ってる感染症などを先生に告げて
検査をしてもらうように言ってみるのもよいかと実感しました。

４０℃の熱が４日下がらないのは、やはりすごく毎日心配でした。
朝起きてもまだアツアツで、毎日その繰り返し。
このまま熱がずっと下がらないのではないかと、毎日心配でした。
原因のウイルスがわかっただけでも少し安心できました。