杉並高円寺メンタルクリニック

職場の上司との関係で病み続け、投げやりになった発言をした際など、励ましたり、私の発言にただ同意したりされるのではなく、また、職場でありがちな『〇〇さん（上司の名前）だって、そんな悪気はなかったんじゃな...

職場の上司との関係で病み続け、投げやりになった発言をした際など、励ましたり、私の発言にただ同意したりされるのではなく、また、職場でありがちな『〇〇さん（上司の名前）だって、そんな悪気はなかったんじゃないですか・・・』といった中立というようなあたりさわりのない返答をすることはなく、中立というよりは公平に患者の気持ちに寄り添った反応をしてくれる先生です。
その反応は言葉の時もあれば言葉でなく表情であったり、必要な沈黙の時間だったりします。
あとで振り返ると、先生が発言される時は、ここぞという時、というほど、口数が少ないので、受診した日から何日か・何週間か経過した後か、職場や日常生活で似たような嫌な体験をした際に、先生に言われた事や先生の反応が良い意味で活きてきます。

ですので、初診時だけや数回受診しただけでは、マスク装着の関係もあり無表情に見えてしまうほど、表情変化がわかりにくく口数も少ないので、自分の話したこと全てに返答・意見・同意をしてほしい方や愛想を期待している方には、不満に感じられてしまうかもしれません。

職場の上司との言った言わないという水掛け論の詳細な話をしてしまっても聞いてくださってます。こんな水掛け論の話まで聞いてくれる精神科医は白上先生だけではないかと思っているほど優しいです。

今まで出会った精神科医は、話途中で切られるか、「そういうこともあったんですね～ところで眠れてますか？仕事には遅刻せず行けてますか？・・・」のように話をすりかえられて、自分の気持ちは消化不良で受診時間終了、となる医師にばかり出会ってしまっていたのですが、白上先生に、消化不良の受診だと思ったことは一度もなく、受診すると、イライラや不安等が落ち着きます。

先生が悪く言われたことに対して怒りを露わにしてしまった時、先生は「いいの、いいの。それ（先生が悪いと見なされること）で、結果が（患者にとって）良かったなら、結果オーライです。」と口調は穏やかでメガネ越しの先生の目じりは下がっており笑顔を見せてくれました。白上先生はそんな先生です。

受診回数が少ないと先生の良さが患者に伝わりにくい先生なので、口コミは初診で患者の思うような反応をしてくれないと良い評価をされにくいのが口コミのように感じるので、白上先生ほど懐の広い先生はいないのに勿体ないなあと思う時が多々あります。
私は白上先生に出会えて救われています。

休職にあたりストレスケア病棟への休息入院の方が、1人暮らしの自宅療養による休職より、生活リズムが整い・食事やお風呂の準備・掃除などからも解放され、短い休職期間で復職できるのではないか、と、上司から入院...

休職にあたりストレスケア病棟への休息入院の方が、1人暮らしの自宅療養による休職より、生活リズムが整い・食事やお風呂の準備・掃除などからも解放され、短い休職期間で復職できるのではないか、と、上司から入院をすすめられ、通院していたクリニックより紹介され初めてのストレスケア病棟へ入院した時、出会った入院中の主治医が白上先生です。白上先生に出会ってから、退院後に、通院していたクリニックには戻らず、白上先生の外来受診に変えました。

白上先生が７人目の先生です。
白上先生と初対面〜数回の受診で判断して、通院をやめてしまうと後悔するくらい、白上先生のような真実の精神科医はいません。1人の患者に対して、とても一生懸命向き合い、患者の気持ちに寄り添ってくださる先生です。
たまに見せてくださる先生の笑顔は七福神様のような、自分は存在してていいんだよ、と言われているような安心感になります。過去を思い出して泣いたりつらくなってやりきれない気持ちは受診すると軽減します。それは、白上先生が何か言葉をかけてくれなくても、白上先生の雰囲気が、衝動性の気持ちを落ち着かせてくれます。

あれこれ聞いてくるだけの先生、愛想よく患者の言葉を反復して、あなたのつらい気持ちはわかりますよ、と言われたり、アドバイスをしたり、患者の話で怒ったり、患者の話の内容によって、自殺衝動の話なら聞けないなど話の内容で、患者を選んだりするような先生達とは違います。軽はずみにアドバイスばかり言ったり愛想を振りまくような先生でもありません。

患者が、自分から気持ちを表出するまで、黙って待っていてくださるような先生です。
患者が話出したら、話を途中で遮ったり、話題を変えたりする事はなく、話終わるまで丁寧に聞いてくださいます。

白上先生に出会えていなかったら今生きていないと思います。

また、白上先生は産業医もされているので、復職にあたり、不安に思っている事をお尋ねしたり、無理のない復職を相談でき、今、元の職場に復職できています。

白上先生を紹介してくださったクリニックの先生は、『死にたい、消えてしまいたい』という発言や自傷行為の話になると、『あ、ごめん。そういう話は聞かない事にしてるんだ。そういう話を聞いてほしいなら、他のクリニックかカウンセリングに行ってくれる？僕（そのクリニックの医師）は、自分に無理しない事にしてるの。』と、仕事行けてますか？眠れてますか？と、あたりさわりない話だけ聞いてこられて薬を出す先生でした。入院先の白上先生を紹介してくださった日、私の目の前で、私のカルテを“もう通院して来ない患者“の方に置いたので、私が、「退院したら、このクリニックの外来通院に戻るんですよね？」と聞くと、「えっ？戻ってくるんですか？なぜか、白上先生を紹介すると、そのまま白上先生の外来通院に変えられて、僕の所には戻ってくる患者さん、いないんですよね。」と言うクリニックの先生でした。

よく、〈死にたい人、その行動を起こす前に相談してください〉とか、〈主治医がいる人は、次の受診日まで、自殺を思いとどまって受診してください〉など、自殺したい人に呼びかけるコメントやサイトがありますが、私が白上先生に出会う前に、通院していたクリニックの先生は、死にたい人・自殺衝動の患者は僕は診ない・他のクリニックに行ってーと言われる精神科医だったので、自殺を思いとどまって次の受診日に受診したところで、助けてくれる精神科医ではなかったので、全ての精神科医が、自殺したい人を助けたいと思ってるわけではないから、そのようなコメントやサイトはやめてほしいと思ってしまいました。

私の場合は、幼少期から親に産まれて来なければ良かったのに、頼むから死んでくれ、と言われ続けてきた事が、自殺未遂や抑うつ状態を発症する原因だったようですが、白上先生に出会えて救われ始めています。

白上先生からしたら、職場の人間関係によるストレスの休職で休息目的入院ーという紹介状のところ、入院後、実は、それだけじゃなかった、という事がわかっても、見離さず、診察し続けてくれています。白上先生は、〈主治医がいる人は、次の受診日まで、自殺を思いとどまって受診してください〉というコメントやサイトに値する・気持ちをなんとか助けられないかと考えてくださる医師で信頼できます。
白上先生の次の受診日までなんとか…と自傷行為も思いとどまる努力ができるようになってきました。

白上先生が、杉並高円寺メンタルクリニックを開院される前の病院から、今日まで、３年ちょっと通院を続けています。
私の場合、職場環境だけが原因の病状ではないため、時間がかかってしまっていますが、完治するまで、白上先生に診ていただきたいと思っています。