自費診療のレンズが自分にベストとは限らない
40才を目前にして、急に右目の乱視が進んできました。
結論からいうと、乱視ではなく白内障の始まりでした。
違和感を感じてから、最初に受診し...
自費診療のレンズが自分にベストとは限らない
40才を目前にして、急に右目の乱視が進んできました。
結論からいうと、乱視ではなく白内障の始まりでした。
違和感を感じてから、最初に受診したのがこのクリニックです。
初診で白内障と診断され、びっくりしてすぐには受け入れられませんでした。
しかし徐々に視界が白っぽくなってくるにつれて現実を受け入れざるを
得なくなって来ました。
三ヶ月後の診察では視力が0.5まで低下してしまい、早晩手術も考えなくては
いけないと言われました。
その時の説明中、このクリニック特製の白内障パンフレットを頂いたんです。
そのパンフレットには、3種類の人工眼内レンズの性能表と、どのような見え方に
なるのかのイメージ写真が載っていました。
1種類目は保険適用のタイプで、遠くは見えるが近くは老眼と同じようになって
しまい、ぼやけてしまうと言われました。費用の説明はありませんでした。
2種類目は高度先進医療適用のタイプで、近くも遠くもまずまず見えるようになると
言われました。費用は50万とのことでした。
3種類目はプレミアムタイプで、近くも遠くもよく見えて、乱視も治せると説明
されました。費用は80万とのことでした。
そして、
「どのグレードのレンズを入れるかによって手術時期なども違って
きますので、次回までによく考えておいて下さい。」
といわれてその日は終わりました。
手術は不可避という説明に加えて、費用の高さにもびっくりしてしまい憂鬱になって
帰ってきたのですが、気を取り直して自分で色々調べてみると、保険適用のタイプは
せいぜい5,6万で済むことがわかりました。
乱視矯正も数年前から保険適用のレンズがあり、80万のプレミアムレンズを必ずしも
入れる必要がないことがわかってきました。
また近くに焦点を合わせた場合、保険のレンズでも遠視のようにならずに済むことも
わかりました。
自分は白内障になる前の裸眼状態では「近視」だったので、近眼には慣れています。
一方、遠視や老眼のような状態はとても苦痛です。
担当医師の説明を聞く限り、保険適用のレンズでは必ず遠視になってしまい、
乱視はプレミアムレンズを入れないと治らないと受け取れたので、誤解して
しまいました。
でも本当は上記のように、保険適用のものでも乱視も治るし、遠視を回避することも
できます。
さらに自費診療や高度先進医療のレンズには、保険適用のレンズにはない注意点、
つまり夜間に光の滲みがでたり、明るさやコントラストが落ちてしまったりする
副作用もあり得るそうです。
そのあたりをきちんと説明してほしかったです。
結局、自費・保険などの診療代金ありきでなく、患者の希望を真剣に考えてくれる
医院を探して、転院することにしました。
来院時期:
2016年03月
投稿時期:
2016年11月
待ち時間:
3分〜5分
通院 |
薬:
-
|
料金:
3,000円
|
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