Caloo(カルー) - [特集記事] 【風疹特集】風疹予防接種の完全無料化を! オンライン署名活動を始められた可兒佳代さんに聞く
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風疹予防接種の完全無料化を! オンライン署名活動を始められた可兒佳代さんに聞く

最終更新日: 2013年04月09日

記者: 具志林太郎

30年前に先天性風疹症候群のお子様(妙子さん)を出産した可兒さんは、11年前より自身の ホームページ掲示板 で風疹を伝える活動を続けきた。
昨今の風疹の流行を受けて、可兒さんは世界最大のオンライン署名サイトであるchange.orgで、風疹予防接種の完全無料化を求める署名活動を始めている。Calooでは、可兒さんにこのキャンペーンにかける想いを聞いた。
可兒佳代さん 可兒佳代さん

風疹予防接種の完全無料化を求めるオンライン署名活動を始められた想いを教えて頂けないでしょうか?

今から30年余り前に何の情報も知らないまま、妙子を産みました。
当時は「妊婦が風疹に罹ると重い障害が出るだから、妊婦さんは風疹に罹ったら中絶をしましょう」 というニュースはTVやラジオなどで盛んに出ていましたが、予防接種で防ぐ事が出来ると言うことも知りませんでした。

重い障害…それは何?本当にピンとこないものでした。
風疹に罹ったことが分かって妊娠、そして産婦人科の先生がこの抗体なら大丈夫と言われたので先生が大丈夫と言う、それにもし障害と言っても単一障害なら障害を持っても私が支えられる4年近く不妊治療に通い前年に流産している私は産みたかった。そんな気持ちでした。

そして妙子が生まれ現実を突きつけられました。見えない、聞こえない、心臓病…どうやって妙子を育てて良いのか。
現実を受け止めるまでの苦悩・葛藤…家族の苦しみ。
産んだ後に予防接種という方法が有ることを知り、妙子に対する申し訳なさ。
全てを受け入れるまでの毎日がどれほどのものか…。
全てが自分の責任のように思い、私が頑張れば普通の子になれる。
そんな思いから空回りの毎日、妙子は妙子らしく育てばいいと思えるまでの日々の葛藤。

私がこの子を守る絶対にと誓ったはずなのに成長した妙子との別れ。
お母さん大好きと言ってくれた娘なのに別れなければならなくなってしまったこと。
手の届かない世界に旅立ったこと…風疹という病気にさえむ私が罹らなかったら…。
どんなに離れていても生きていてくれたら…。

9年前に風疹が流行ってその後風疹の単一予防接種からMRの接種の二度接種に変わりました。これで子どもの風疹は流行らなくなった…良かった。
でも大人は大丈夫?と心配していたら、今回の大流行です風疹症候群のお子さんが8名産まれました。

妙子の13回忌の年に風疹症候群のお子さんを産まれたお母様の年は30代です。
妙子も生きていたら30歳、我が子と同じ世代の皆さんに私と同じ思いをさせてる。
妙子からお母さん何してるの、もう私だけでいいよと言われているようなそんな気がします。
高額な予防接種料金でなく誰でも気軽に予防接種が打つことが出来るようにしなくては 風疹が流行らないよう、風疹症候群のお子さんが産まれないように。
今、私に出来ることを手伝いたい。させて貰いたいそんな願いから、今回の活動に繋がりました。

これから赤ちゃんを欲しいと思っている若い方へメッセージをお願いできますか?

私は障害の有ることを否定しているのではありません。
でも避けられるのなら避けて欲しいです。
風疹症候群は唯一予防接種という方法で避けることが出来る障害です。
風疹に罹ったからと言って中絶という方法はとって欲しくないです。
授かった大切なむ命を無かった事にして欲しくありません。
どうぞ妊娠される前に風疹の予防接種をしてくださいね。

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