新宿区の甲状腺乳頭がんの口コミ（1件）

2016年5月。甲状腺がんで甲状腺のすべてと、その横にあるリンパの一部を摘出しました。

もともとは地域の病院で発見されたガン細胞。
「うちでは手に余るから」と、甲状腺の疾病では日本一有名な「伊東病院」を紹介されました。
が、ここまでがん患者は多いのか？と思うほどの長蛇の列。

その診察結果もやはり「切らないと危ない」だったのですが
「うちで切るなら半年待ち」といわれてしまいました。

腫瘍がまれにみる大きさなので1日も早いほうがいいからと
その日、たまたま東京女子医科大学病院から出向していた吉田有策先生にバトンタッチしたのがご縁でした。

吉田先生はまだ30代（？にみえた）の若い先生ですが、こちら側が置いてけぼりになることのない言葉選びで、今どのような状態か、どのような手術をするのか、術後はどうなるのかなど、しっかりと納得するまで聞けました。

腕も確かで、現在引越をした地域のがん専門総合病院をかかりつけにしているのですが、どの医師が見ても「ほほぅ」感心するほど、手術の形跡すらわからず、術後2年近くたちますが後遺症も一切なし。大変満足しています。

病院自体も「女子医科大学」の学生さんや卒業生が多いのか「お薬担当」とか「麻酔担当」といろいろ出てこられる医師は若い女性が多く、まるでドラマの中の病院に入院してるかのようなイケメン・美女率で気がまぎれました。

必要なものは、ほぼ院内で何とかなります。

総合評価の減点部分は
・駐車場代が高く、車での送迎がないと厳しい。
　入院患者本人1台分の駐車場だけでもある程度格安等で確保しておいてほしかった
・診察病棟の院内での移動距離が遠い。
・診察予約をしても、常に待ちが発生。
（これは単純に経験豊富な医師の数に対して患者が多すぎるため。）
という部分で、都心という立地ではある程度仕方がないと思いつつもグチで。

ちなみにがんと診断されてからやったことは
１．最悪こうなるかもという説明でこれでもかと脅される
２．入院中の諸手続等で気を紛らわせながら、あきらめをつける
３．覚悟とあきらめ半々で手術台の上で寝る。目が覚めた時はすべて終わってる。
４．術後は、1日1回薬を飲むだけ。

私の場合は後遺症等もなく、3カ月に1回の薬をもらうためだけの通院が面倒な程度で済んでます。