舌癒着症の手術のおかげでかなり疲れにくくなりました。

舌癒着症について知る機会があり、診ていただくと、私も舌癒着症だと診断されました。

舌癒着症については医療関係者でも知らない人が多く、手術を勧める専門家がいる一方で、反対する専門家もいるようです。
いろんな意見がある中、自分なりに調べて、私は手術を受ける選択をしました。

手術ではレーザーで「舌の下の筋」と「上唇の裏の筋」の２箇所を焼いて切りました。
部分麻酔だったので、痛みはないものの、特有の匂いがありました。
例えるなら、「飛行機のエンジンに鳥が入り込んでしまった」という便に乗ったことがあるのですが、そのときの、鳥が残念なことになってしまう匂いに似ていました。

先に同じ手術を受けた友達から「麻酔が切れたら、とても痛くなる。手術当日は夜まで痛くて辛かった。できるなら寝てしまった方がいい。」と聞いていたため、私は前日から計画的に睡眠不足の状態になっておきました。

日帰り手術なのですが、その甲斐あって、帰宅した後、数時間ぐっすり眠ることができ、起きたときには大した痛みもなくなっていました。
「もし痛みがあっても、舌をよく動かした方がよい」ということで、その夜からお粥などではなくいつも通りの食事をしました。
それがよかったのか、術後の検診で、状態は良好だと言われました。

術後は呼吸でたくさん息を吸えるようになりました。「鼻からって、こんなに空気が入るんだ！」と感激しました。
その上、疲れにくくなり、よく動けるようになりました。頭の働きまでよくなったような気がします。