歌手でもないのに２年連続声帯ポリープに。手術せず何とか完治。

声帯ポリープというと歌手しかならないものと思っていたので、サラリーマンの私が、しかも２年連続で発症するとは思いもしませんでした。

１度目は入社２年目に営業所でお客さま対応をしていたとき、特に大きな声を出していたわけでもありませんが、なんだか喉の調子が悪いなと感じていたところ、夕方に声がかすれてきてだんだん声が出しにくくなり、終業時にはほとんど声が出せなくなっていました。
一晩寝れば治ると思っていましたが、朝起きるとまったく声が出せなくなり、急いで耳鼻科へ向かいました。そこではカメラの映像を見せてもらえたので、喉が炎症を起こして、声帯が腫れあがり、完全に塞がれた状態になっていました。
医師曰く、「老齢の場合は手術での切開も必要なレベル。このままだと声が出せなくなる。」と言われ、これまで入院もろくにしたことがない私にとってまさかという思いでした。
処置としては、炎症を抑える薬の服用と、１週間声を出さないことが求められました。
会社にはマスクをして、同僚との会話はホワイトボードでの筆談とするなど、会社にはかなり迷惑をかけましたが、１週間後には治り、ほっとしました。

なお、その１年後にも、まったく同じ症状に襲われました。その際は、前日に飲み会で騒がしいなか大声で話していたことが原因だったようで、その後の対応もまったく同じものとなりました。
私のように特に普段大きな声を継続的に出したりしていなくても、少し喉の調子が悪いときに無理をして声を出すだけでも、一歩間違えれば深刻な症状になりうることを身をもって経験し、以後は気をつけるようにしています。