胆嚢炎による発熱と腹痛を風邪だと思い、受診が遅れ意識不明に。

祖父が2年前に胆嚢炎になりました。

最初は熱が出た為、風邪だと思い風邪薬を服用していました。
しかし、翌日には熱と腹痛が出始め、食欲もなくなり、祖母もさすがに心配になり、祖父のかかりつけの病院に一緒に行き、症状を伝えたところ、すぐに提携する大きな病院に行くよう言われ、すぐにタクシーで病院に向かいました。

ところが、検査をする準備などをしている最中に具合が悪くなってしまい、たまたま病室の前を通りかかった方が、痙攣を起こしている祖父に気づき知らせて下さり、すぐに先生と看護師さんで、処置をしてくださいましたが、痙攣を起こしてから意識がなくなり、危篤状態に。
祖母も、母に連絡を取りに病室を離れていた時だったので、一瞬の出来事に相当動転してしまっていたようです。

その後、危篤の知らせを聞き、みんなが集まりましたが、幸い2〜3時間が経った頃に意識が戻りましたが、心臓も悪く呼吸が苦しくなってしまったり、透析もしていた為、入院中はかなり体に負担がかかり、苦しかったようです。

透析の際に、血圧が下がり過ぎないように、水分を残して行なって下さっていたようなのですが、悪いものも一緒に溜まってしまっていたようで、その細菌が体の中で悪さをしていたようでした。

一命はとりとめましたが、胆嚢炎の治療で絶食が続いたり、絶食で体重が減るので、透析の後は血圧が安定しなかったり、退院後も少しの間は、食後に吐いてしまうこともありましたが、高齢なこともあり、時間をかけて長い目で治療することが必要なようです。

祖父は、最初の発熱で医師に相談していなかったようですし、腹痛が起きてから2日我慢していたようなので、自分は大丈夫だと過信せずに、特に高齢者の方は普段と違う症状があれば、医師や家族に相談する事が大切です。
祖父の命を助けて下さったお医者様には、本当に感謝しています。