突然の出血で発覚した内痔核。腸の状態を良くし、自然な排便を。

ある日大便をしてティッシュでふいたところ鮮血がかなりついていました。
驚いてみてみるとトイレの水部分も血の色で薄っら染まっていました。あわてて病院を診察。診察の結果は内痔核。
肛門の中で直腸付近に出来る痔でした。痔の中で最も一般的なものです。薬としては軟膏の注入だけで済みました。

治すコツですが、私の場合力んで便をするクセがあったのでそれを治しました。
つまり便意がしっかり出てからトイレに行くようにするのです。こうすればスッキリ便を出すことが出来ます。
私は元々胃腸が弱いのでなかなか便が出にくい体質です。
便秘の方はよく分かると思いますが便が出にくいと不安になります。しかし無理に便を出そうとすると腸に負担がかかるだけでなく私のように痔になってしまう可能性があります。焦らず便意が出てからトイレにいけば力まずに済みます。

また腸の状態を良くすることも大事です。腸に良い物を食べれば自然と良い便が出ます。例えば硬い便になってしまうと当然出にくくなり痔になりやすくなります。腸の状態を良くして良い便が出るようになれば排便も楽になり結果的に痔にもなりにくくなります。
腸の状態を良くするためには乳酸菌と食物繊維の２つが大事です。乳酸菌は種類が膨大にあるので自分に合ったものを根気よく探すしかありません。食物繊維は１日18g程度は必要とされているので目安にしましょう。また水にとける水溶性と溶けない非水溶性の２種類があります。この２種類をほぼ半々の比率で摂取するのが理想的です。果物は食物繊維が多いですが非水溶性の場合が多いので、それだけでは駄目な場合が多いです。

まとめると痔を治すポイントは腸の状態を良くして良い便を出せる状況にする。
便意が来てからトイレに行き力まず自然に排便することを心がける。
この２点が大事です。

なお、余談ですが痔と診断されても別の原因で出血している可能性も考えられるため先生によっては内視鏡検査を薦められる場合があります。検査が怖くて断る人が多いと思いますが、腸の病気のほとんどは内視鏡で検査出来、かつその場で治療出来るものも多いのでぜひ検査は受けておきましょう。
心配しなくても最近は医療機器の進歩が凄いので痛みはほぼありません。不快感がややある程度です。
どうしても怖いなら麻酔を使えば寝ている間に終わるので何も心配ありません。